クイーンズでハスラーとして生計をたて、9発の実弾を受けたラッパー、50セントの半生を綴った自伝映画『ゲット・リッチ・オア・ダイ・トライン』のサウンドトラック。50セント、エミネム、G-ユニット他が新曲をひっさげて参加。 (C)RS
JMD(2010/06/14)
ニューヨーク、クイーンズ出身。エミネムが惚れ込んだ男=50セントの、エミネム主宰シェイディ・レコーズからの第1弾アルバム!!メジャー・レーベルとのディ―ルがあったにもかかわらず50セントを取り巻く環境があまりにもハードで危険なため、今まで完成されたアルバムは全て"お蔵入り"になっていた50セントがエミネムのプッシュを受けてヴェールを脱ぐカタチとなった。また過激で好戦的な50セントのライム(歌詞)は既存のヒップホップ・ヒーロー達に容赦なく浴びせられ、ジェイZ、ビッグ・パニッシャー、そしてゴーストフェイス・キラーらが50セントに対し怒りを表明するなど50セントの周りは常にキナ臭い。そんな彼のアルバムのエグゼクティヴ・プロデューサーは、その毅然とした態度に惚れ込んだ、もちろん今世紀最強のドリーム・プロデューサー・チーム=ドクター・ドレー&エミネム!
タワーレコード(2009/04/08)
あのエミネムとの電撃的な合体→シェイディ入りに興奮を抑えきれないファンも多かろう、ヒップホップ・シーンきっての問題児、50セントがついにフル・アルバムを完成させた。実質的なファースト・アルバムとなる本作は、当然エミネム&ドクター・ドレーが完全バックアップという最高の御膳立てなわけで何かと外野も騒がしいのだが、50セント自身は至ってクールだ。ストリートで絶大な支持を得た“Wanksta”をはじめ、無駄な装飾を極端に排除し、淡々と紡がれていく彼のスタイルへ合わせるように、用意されたビートも一際ハードボイルドでシリアス。エミネムからエンターテイメント性を丸ごと抜き去ってコアな部分だけを抽出したかのような手法で制作されており、ゲストもネイト・ドッグ以外は身内で固める野暮っぷり。予定調和気味のメジャー・リーグを活性させるハードコアな一撃となるのかも、と思わずドキドキする。
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タワーレコード(2003年03月号掲載 (P97))