| フォーマット | CDアルバム |
| 発売日 | 2001年05月30日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| レーベル | ALM Records |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| 規格品番 | ALCD-1033 |
| SKU | 4530835103899 |
構成数 : 1枚

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諸岡範澄率いる 日本の古楽器オーケストラのパイオニア、オーケストラ・シンポシオンの 生気溌剌の それは素晴らしいアルバム!
最初に入っている モーツァルトの交響曲第20番 ニ長調。この若い番号の作品が ここまで魅力的に輝いた演奏は、実演はもちろん いくつものLPやCDの録音を通しても、聴いたことがありません!決してテンポが速いわけではなく、ひとつひとつの音の意味を考えながら、そこでできる『遊び』までしっかり実践すると こうなる!
その『遊び』はAndanteやMenuettoで明瞭に聴こえてきますが、そこでは 古楽器で ビブラートを掛けない雅な音色も満喫できます。
クリスチャン・バッハもまったく同様!大胆なテンポの揺らしからの アグレッシブで燃えるような熱い音楽に 身体が躍動します。ここではフォルテピアノの武久源造さんの奔放な通奏低音も聴きものです!
カンナビヒの交響曲第63番を経て 最後のモーツァルトの『パリ交響曲』初版稿を堂々と使ったこの演奏を聴けば、他のどの演奏にもない 大きなエネルギーの凄さがわかると思います。
このCDを知らない方は、古典派音楽の素晴らしさを聴き漏らしてしまっていることに気づいて欲しいです。きっと評論家も聴いていないからスルーしちゃうのでしょうね。日本人の団体だから 無視されるのであれば、それこそおかしい!
お薦め度 5を超えて『10』をつけたいアルバムです!