| フォーマット | CDアルバム |
| 発売日 | 1997年06月26日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| レーベル | アルケミー |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| 規格品番 | ARCD-012 |
| SKU | 4004290001224 |

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ことに大阪の夏の夕陽は。
それは浄土から不浄土に射す光。
暑く蒸される夏の長かった一日が今日もようやく暮れはじめ、
そして暮色深まり、
待ち侘びた夜が近づいてくると、
ロック音楽がむしょうに聴きたくなる。
いや火照った体軀の芯からロック音楽がふつふつと湧き起こってくるんだ。
それはたとえばアウシュビッツである。
僕はロックバンド、アウシュビッツの名はもちろんずっと前から知ってはいたけど、
いまいちそのよさが解らんかったパンクパンクしたパンク少年やって、
でこの頃やっとアウシュビッツにすっかり心酔するようになって、
つまりやっとアウシュビッツのよさが解る齢になったわけ。
あの気骨と情味あるベースから始まるイントロを聴いただけで、惚れ惚れするし、
林直人の心頭の火を滅却していとも涼しげな歌声を聴いたら、
ああまさしくこれこそロックだ、ってほんまに滾り立ってくるし。
さあ、しぶとかった夏の日も今、沈んだ。
夕陽もええけど、大阪の月も愛でてみようか。
大阪の夏の夜の月は、僕らの運命をぼけ導くのだろうか、
それともつっこみ誑かすのだろうか。
そして林直人の歌声は、夏の灯火をじっくりと炎上させるのだろうか、
それともむしろ即座に冷却してみせるのだろうか。