作曲家、kazumasa hashimotoによるサード・フル・アルバム。ピアノ、グロッケンシュピール、ビブラフォン等の鍵盤楽器、ヴァイオリン、チェロ、ギター等の弦楽器他、多彩な要素を独創的なアレンジで奏でたサウンドが魅力の作品。 (C)RS
JMD(2010/06/14)
「日常の為の音楽」を提案するnobleレーベルにまた一人素晴らしいアーティストが加わる事となりました。レーベル第11弾リリースとなる今作品は、クラシックと電子音楽の幸福な蜜月とでも呼べそうな暖かみのある作風で、過去二枚のアルバムが全世界的に喝采を浴びた作曲家、kazumasa hashimotoによる自身三枚目のフルアルバム「Gllia」です。
03年4月に1st「yupi」、04年5月には2nd「epitaph」を発表し、生楽器の豊かな響きと電子音、フィールドレコーディング等が見事に調和したその楽曲の抜きん出たクオリティの高さから、国内外でにわかに注目を集める事となるkazumasa hashimoto。東アジアツアーを含む国内外のライブ活動、World Standard、湯川潮音らの作品への参加等を経て、一年十ヶ月振りとなるフルアルバムを堂々完成させました。
ピアノ、グロッケンシュピール、ビブラフォン、マリンバ等の鍵盤楽器、ヴァイオリン、チェロ、ギター等の弦楽器、クラリネット、トランペット等の管楽器、ドラムなど、様々なアコースティック楽器のたおやかなアンサンブル。どこか物憂気なヴォーカル、ポエトリーリーディング。柔らかく耳をくすぐるスクラッチノイズ。これら多彩な要素を独創的なアレンジと深い空間処理で奏でるkazumasa hashimotoのオーケストラは、エレガントで普遍的な輝きに満ち、溜め息が出る程の美しさです。ますます成熟しパーソナルな側面も滲み出たアルバム「Gllia」は、新世代の作曲家としての才能を遺憾なく発揮した、kazumasa hashimotoの現時点での最高傑作と言えるでしょう。
タワーレコード(2009/04/08)
World Standard、湯川潮音らとの交流でも知られるka-zumasa hashimotoのサード・アルバムは、電子音と生楽器が最高の蜜月を迎えて生まれたエレクトロニカの傑作。world's end girlfriendを思わせるどこか童話のような霧がかったチルな世界と、エモーショナルで壮大な歌心に涙腺が緩みっぱなし。フィッシュマンズが“ナイトクルージング”で鳴らした風景の続きが無限に広がっていくようです。
bounce (C)小松 健一郎
タワーレコード(2006年04月号掲載 (P93))