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クラシック
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チャイコフスキー: 交響曲第4番、第5番、第6番《悲愴》

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フォーマット CDアルバム
発売日 2006年02月17日
国内/輸入 輸入
レーベルDG Deutsche Grammophon
構成数 2
パッケージ仕様 -
規格品番 4775911
SKU 028947759119

構成数 : 2枚
合計収録時間 : 02:06:00

『チャイコフスキー:交響曲第4番、第5番、第6番《悲愴》』

【曲目】
チャイコフスキー:
交響曲第4番 ヘ短調 Op.36
交響曲第5番 ホ短調 Op.64
交響曲第6番 ロ短調 Op.74《悲愴》

【演奏】
エフゲニー・ムラヴィンスキー(指揮)
レニングラード・フィルハーモニー

【録音】
1960年9月、ロンドン、ウェンブリー・タウン・ホール[第4番]、1960年11月、ウィーン、ムジークフェラインザール[第5番、第6番]

  1. 1.[CDアルバム]
  2. 2.[CDアルバム]

メンバーズレビュー

5件のレビューがあります
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1960年録音。この3曲に関して、指揮者と楽団の組み合わせは好適だった。
2024/09/15 村夫子さん
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ムラヴィンスキーのチャイコ4番・5番・6番と言えば、昔は絶対の名盤であった。
何十年も聴き続けて、私の思いも変わってきた。
出来の順で言えば、5番→4番→6番の順でよい。
今聴くとオケは随分雑な印象で決して合奏能力の高い団体には聴こえなくなった。
実演では5番を演奏した記録が一番多く、6番がたまに、4番はライヴ録音は恐らく残っていない。ソ連時代のメロディアのチャイコフスキー録音集のボックスセットにも4番は入っていない。
最初にグラモフォンに入れたモノラルの4-6番も4番はクルト・ザンデルリンクの演奏である。ザンデルリンクは前半生はユダヤ系であったため亡命しレニングラード・フィルをムラヴィンスキーと振っていて後に4番は得意曲になった。
ムラヴィンスキーは5番に特別な愛着があったのであろう。5番だけはこの演奏に匹敵するものすらいまだにないと思うくらいの名演奏である。
出だしから始まって、2楽章のロシアの大地を思わせる重苦しいやるせなさをこれほど見事に感じさせてくれる演奏は他に決してない。そして、3楽章を優雅に演奏して4楽章の大団円に至るまで息もつかせず一気に聴かせる。まるでこころとからだの全部が音楽になって出て来るような稀有な演奏である。
これに比べると人気曲の6番は乱暴さばかりが目立つ雑な演奏に聴こえる。哀愁に浸っている暇はないような酷薄な曲に聴こえる。
4番は好きな・よい演奏だ。でもこの演奏に対抗できる演奏はは他にもあるだろう。5番のようにこれが絶対というわけではない。私はそう思う。ザンデルリンクが戦後東ドイツに戻ってレニングラードフィルにはもうザンデルリンクがいなかったから2度目のステレオ録音はムラヴィンスキー御大が録音したというのは邪推のしすぎだろうか。
とにかくムラヴィンスキーにとって4番は5番のようには身近な曲ではなかったような気がする。
それでも6番の乗り気のない演奏よりは4番の方が普遍性を獲得している分だけ名演になっているような気がする。
昔はこれらの演奏をよく聴いたが今は5番以外は、4番は時々聴くが6番は全く聴かなくなった。
そろそろこれらの演奏も引退の時期が来ているのかもしれない。
新しい名演がどんどん出てきて当たり前の時期になってきたように思う。
2024/07/30 ゴジラさん
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ムラヴィンスキー&レニングラード・フィルが奇跡的に残してくれた超名盤。5番と6番が世間的な評価が高いが個人的には断然4番。子供の頃にブラウン管から見た赤の広場でのソ連軍の軍事パレードを思わせる厳しさ。凍てつくロシアの風土をそのまま表したかのような弦の響きに感情を支配する金管の咆哮。社会主義国家が作り上げた美の結晶!!
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