シカゴ発アトランタ経由の美メロ師、DONELL JONESが3年ぶりに放つ極上の一品!
ベイビーフェイス&ドネル・ジョーンズの二人三脚で創作されてきたスムースでブルージーなドネルのサウンドにしっとりと絡みつくその歌声。96年のデビュー以来、過去3作品のクオリティの高さは周知のとおりだろう。今や「美メロ師」と評される彼が実に3年ぶりとなる4thアルバムを遂に完成させた。全米No.1を獲得した「U Know What's Up」や「You Know That I Love You」など、R&Bアンセムとして語り継がれるあのサウンドが蘇る!ファースト・シングル「Better Start Talking」ではJDの影もちらほらと…。
タワーレコード(2009/04/08)
前作『Life Goes On』から実に4年ぶりとなる、ドネル・ジョーンズの通算4作目。ショーン・ギャレットがプロデュースしてジャーメイン・デュプリがラップを添えた先行ヒット“Better Start Talkin'”をはじめ、アンダードッグズやマイク・シティなど、今回は多くの曲を外部プロデューサーに委ねており、ドネル自身は歌唱表現に集中したという感じか(盟友のエディ・Fはエグゼクティヴ・プロデュースのみ)。特にティム&ボブ制作曲は、涼しげでありながら甘美なサウンドが彼ららしい“I'm Gonna Be”など、ヴォーカルとの好相性を見せる秀逸なトラックが並ぶ。ゲスト陣ではバン・Bやクリプスらの好演にも注目だろう。一方、“My Apology”といった本人主導のスロウではドネルらしいソウルネスも鋭く光り、そのセンスの健在ぶりを証明。どれも口ずさみたくなる極上のメロディーに彩られた内容で、久々の復活を素直に喜びたい充実作だ。
bounce (C)佐藤 ともえ
タワーレコード(2006年08月号掲載 (P82))