映画『シティ・オヴ・ゴッド』で“マネ”役を演じ、俳優としても活動、ファロファ・カリオカを支えたカリスマ性たっぷりのヴォーカリスト、セウ・ジョルジの2005年作はなんと1曲を除き、全編デヴィッド・ボウイの弾き語りカヴァー!ウェス・アンダーソン監督の映画『ライフ・アクアティック』で、潜水艦乗組員ペレを演じ、ボウイの代表曲をボサノヴァ風弾き語りシーンを見せていたが、まさにそのスタジオ・セッション・アルバムが登場!「スターマン」「ジギー・スターダスト」などボウイの名曲の数々をギターとヴォーカルのみで力強く、スピリチュアルに、かつセンシティヴに歌い上げた意欲作です!
タワーレコード(2009/04/08)
映画「ライフ・アクアティック」で潜水艦の乗組員ペレ役を演じていたセウ・ジョルジ。劇中ではただひたすらデヴィッド・ボウイのナンバーを弾き語っていましたが、今作はその流れから新たにスタジオ録音されたボウイのカヴァー集。サントラにも収録されていた“Starman”はもちろん、“Ziggy Stardust”などの初収録曲が大半を占める。特にセウ作の“Team Zissou”はサントラにも入っていなかった〈隠れメイン・テーマ〉。
bounce (C)水嶋 克典
タワーレコード(2006年04月号掲載 (P99))
これは、楽しい企画!
あの「ライフ・アクアティック」から飛び出たアイデア・アルバム!
「ライフ・アクアティック・スタジオ・セッション」
歌 セウ・ジョルジ
プロデュース ウェス・アンダーソン+ランダル・ポスター
鬼才ウェス・アンダーソン監督の人気の怪作映画『ライフ・
アクアティック』の人気のひとつは、映画内でなぜかセウ・
ジョルジがアコギ弾き語りでデヴィッド・ボウイの名曲の
数々をポルトガル語カバー(あくまで詞はオリジナルで、
原詞をポルトガル語訳しているのではない)するという
数シーンの演出でしたが、それがあまりにもウケたため、
”スピン・オフ”企画盤とでもいいますか、その「ボウイの
ポルトガル語カバーをスタジオできっちり取り直しました、
あくまでアコギ一本のみでの弾き語り、という形は変わり
ませんけれど、まるまるアルバム一枚分」というアルバム
がこれ。なんと、ジャケット裏にはボウイ自身が寄せた
コメントもあり。「ライフ・アクアティック」ファンは必携!!!
(C)馬場敏裕
タワーレコード(2005/12/30)