意外にも、菊地成孔、初めてのサントラ・ジャズ!!
あまりにもロマンティック!!
『大停電の夜に』(2005)
サウンドトラック
音楽 菊地成孔
監督 源 孝志
『東京タワー』の源孝志監督による、「東京版、愛のマグノリア」
ともいうべき、ロマンティック・ストーリー、音楽は、なんと映画音楽
初挑戦(意外!)の菊地成孔!! すでに映画的な彼のジャズ・
サウンドが、トウキョウのクリスマスの夜のドラマを彩る!!
かっこ付けすぎ!!しかし、このキザさがまた似合いまくって仕方が
ないのが、この人の持ち味。菊地のサックス、南博のピアノ、
鈴木大介のギターを軸にした、即興とモチーフのバリエーションによって
形作られる現代のシネ・ジャズ。そして話題のエンドクレジット「ウェイト・
アンティル・ダーク」は、モダンで懐かしいスロー・ラテン・ラブ・ソング。
歌うは、以前村上龍プロデュースでアルバム・リリースも記憶にある
シオラマ・ラウガー!! あまりにもロマンティックなトーキョー・ラテンで
ドラマが終わる。
(C)馬場敏裕
タワーレコード(2005/10/31)
日本の音楽界においてもっとも目の離せないジャズメン、菊地成孔が満を持して映画音楽に挑む! クリスマス・イヴの夜に東京の光が消えるといった夢のような現実のなかを、人間のさまざまな想いが交錯していくストーリーに、ビル・エヴァンスの名曲“My Foolish Heart”をメインディッシュに据えた菊地の音楽がドリーミーに寄り添う。ビッグバンド・スタイルのクロージング・テーマも秀逸だ。
bounce (C)押塚 岳大
タワーレコード(2005年11月号掲載 (P119))