Mojo - 3 stars out of 5 -- "[The album] keeps the right Euro-noir feel of something with sharp teeth lurking just out of sight."
Rovi
Director Terry Gilliam's update of the Brothers Grimm legend casts the two siblings as a pair of self-proclaimed "Ghostbusters" who trick villagers out of their hard-earned money. Gilliam, who intended to have Bosnian folk-rock legend Goran Bregovic score the film, opted instead for the more mainstream style -- probably at the studio's behest -- of Italian composer Dario Marianelli (Pride and Prejudice, V for Vendetta). The resulting score is competent, tense, atmospheric, and instantly unmemorable. Taut strings, obligatory female soloists, and pounding percussion keep the majority of Marianelli's better ideas from ever surfacing. One wishes that Gilliam, a true maverick whose failures are as legendary as his triumphs, would have left the safe route for the Michael Bay's of the film world and gone with Bregovic. ~ James Christopher Monger|
Rovi
世界中の子供たちに夢とトラウマを与え続ける〈グリム童話〉。偉大なファンタジーを産み落としたグリム兄弟を主人公に据え、最新のCGと大胆な発想で寓話的冒険世界を構築するハリウッド大作……とだけ書くと、〈ハリポタ〉系統の柳の下系の企画モノのようだが、監督は大馬鹿トリップ・ムーヴィー「ハリウッドをやっつけろ!」以来、久々に登場のテリー・ギリアム。「バンデッドQ」「未来世紀ブラジル」「バロン」「フィッシャーキング」「12モンキーズ」など、賛否がどうあれ怪作しか作れない帝王の最新作が一筋縄でいったら白雪姫が茶を沸かす(あり得ない)。
舞台となるのは19世紀フランス統治下のドイツ。さまざまな土地を巡り、伝説や民間伝承を掘り起こす有名作家の兄弟が、一方で金儲けに長けたロクでもないペテン師でもあるという設定。稀代のホラ吹きと無限の想像力との相関を露わにしたうえで、ホンモノの魔女の棲む森での壮絶な闘いが繰り広げられる。正直なところ、展開の大筋はオーソドックスそのもの。けれどもコスチュームとメイクのせいか、いつもよりやけに二枚目なマット・デイモンと、古典的な出で立ちで逆に情けなさが強調された美男=ヒース・レジャーの不思議な対比や、美貌女優の汚れっぷり、〈赤ずきんちゃん〉や〈ヘンゼルとグレーテル〉など、ところどころに潜むお馴染みキャラの味わいにモンティ・パイソンの影を感じることで十分満足。
bounce (C)山口 哲一
タワーレコード(2005年11月号掲載 (P118))
テリー・ギリアムの新作に大抜擢、注目のコンポーザー!!
『ブラザース・グリム』(2005)
サウンドトラック
音楽 ダリオ・マリアネッリ
監督 テリー・ギリアム
主演 マット・デイモン、ヒース・レジャー、モニカ・ベルッチ
鬼才ギリアムの新作音楽に抜擢されたのは、映画音楽
作家歴10年ながら(過去、マイケル・ウィンターボトム
監督の『イン・ディス・ワールド』がCD化予定だったが
諸事情で叶わなかった)おそらく作品CD化は初めての
ダリオ・マリアネッリ!! 奇をてらうアレンジではなく、
メロディにも情景描写にもバランスのある瑞々しい
オーケストラを、ところどころ、なじみ深いクラシック・ナンバー
の一節を交えつつ展開。めくるめくギリアムのファンタジー・
ワールドを追いかける。まだ若手だった頃のマイケル・ケイメン
を『未来世紀ブラジル』時に起用したり、ギリアム監督の
音楽起用は注目だが、今後はマリアネッリに注目!!
ちょっと往年のミクロス・ローザとか、そのあたりの香りもする!! (C)馬場敏裕
タワーレコード(2005/10/24)
テリー・ギリアムの新作に大抜擢、注目のコンポーザー!!
『ブラザース・グリム』(2005)
サウンドトラック
音楽 ダリオ・マリアネッリ
監督 テリー・ギリアム
主演 マット・デイモン、ヒース・レジャー、モニカ・ベルッチ
鬼才ギリアムの新作音楽に抜擢されたのは、映画音楽
作家歴10年ながら(過去、マイケル・ウィンターボトム
監督の『イン・ディス・ワールド』がCD化予定だったが
諸事情で叶わなかった)おそらく作品CD化は初めての
ダリオ・マリアネッリ!! 奇をてらうアレンジではなく、
メロディにも情景描写にもバランスのある瑞々しい
オーケストラを、ところどころ、なじみ深いクラシック・ナンバー
の一節を交えつつ展開。めくるめくギリアムのファンタジー・
ワールドを追いかける。まだ若手だった頃のマイケル・ケイメン
を『未来世紀ブラジル』時に起用したり、ギリアム監督の
音楽起用は注目だが、今後はマリアネッリに注目!!
ちょっと往年のミクロス・ローザとか、そのあたりの香りもする!! (C)馬場敏裕
タワーレコード(2005/10/19)
独特の映像美で観る人を魅了してきた鬼才テリー・ギリアム監督の最新作は、〈グリム童話〉の産みの親=グリム兄弟が体験した世にも怪奇な物語。マイケル・ウィンターボトム監督作「イン・ディス・ワールド」の音楽を手掛けたダリオ・マリアネッツによる、ファンタジックなサウンドを絡めた正統派フル・オーケストラ・スコアは、聴き手の感受性を揺り動かす印象的な仕上がり。恐怖と魔法の世界を体感できるサントラだ。
bounce (C)入江 玲子
タワーレコード(2005年10月号掲載 (P116))