Rock/Pop
CDアルバム

独り芝居の道化師<紙ジャケット仕様盤>

5.0

販売価格

¥
2,724
税込
還元ポイント

廃盤

在庫状況 について

フォーマット CDアルバム
発売日 2005年10月26日
国内/輸入 国内
レーベルWARNER MUSIC JAPAN
構成数 1
パッケージ仕様 紙ジャケット
規格品番 TOCP-67784
SKU 4988006835894

構成数 : 1枚
合計収録時間 : 00:46:49

  1. 1.[CDアルバム]
    1. 1.
      独り芝居の道化師
      00:08:41

      録音:Studio

      その他: Marillion
      作詞: Fish (Jazz)
      作曲: Marillion

    2. 2.
      ヒー・ノウズ、ユー・ノウ
      00:05:22

      録音:Studio

      その他: Marillion
      作詞: Fish (Jazz)
      作曲: Marillion

    3. 3.
      ザ・ウェブ
      00:08:50

      録音:Studio

      その他: Marillion
      作詞: Fish (Jazz)
      作曲: Marillion

    4. 4.
      ガーデン・パーティ
      00:07:17

      録音:Studio

      その他: Marillion
      作詞: Fish (Jazz)
      作曲: Marillion

    5. 5.
      チェルシー・マンデイ
      00:08:16

      録音:Studio

      その他: Marillion
      作詞: Fish (Jazz)
      作曲: Marillion

    6. 6.
      忘れ去られた子供たち
      00:08:23

      録音:Studio

      その他: Marillion
      作詞: Fish (Jazz)
      作曲: Marillion

作品の情報

メイン
アーティスト: Marillion

オリジナル発売日:1983年

メンバーズレビュー

3件のレビューがあります
5.0
100%
0%
0%
0%
0%
フィッシュ(vo)の壮大な詩を中心に据えた、歌重視の新プログレッシヴ。

♪お前が花嫁衣装に身を包む頃、俺は永遠の安らぎを手に入れる

自殺をテーマにした衝撃的な大作「Script For A Jester's Tear」(邦題:独り芝居の道化師)で幕を開ける MARILLION、1983年1stアルバムだ。

「詩人」と賞されるフロントマン:フィッシュ(vo)。彼の壮大な詞を中心にした、歌重視のプログレッシヴ・ロックで、産業ロック的な聴きやすさも併せ持つ。GENESISと比較し「二番煎じ」と非難する向きもあるが、NWOBHMの若いファンには圧倒的に支持され、伝統あるMARQUEEクラブを14日間連続ソールドアウトにするなど、一気にブレイクした。

1970年代プログレッシヴ・ロックの悪しき伝統として、歌はパラッとしかないのに、演奏がやたら長い、という点が挙げられるが、MARILLIONにはそれがない。長い歌は本当に物凄い行数の詞が付いている。無駄な展開のない、珍しいタイプのプログレッシヴ・ロックだと言える。

♪屈折した微笑みを浮かべ、俺は殉教者を演じてみせる

…など、とにかく詞の素晴らしさが聴き所なので、絶対に対訳付きの日本盤をお勧めする。それでいて、メロディーもハイレベルで、演奏も上手い。
2023/12/30 E_L_E_G_Yさん
0
英マリリオンのデビュー作『独り芝居の道化師』。前年に発売の豪華BOX SETから、本編1CDだけを抜き出したのが本作だ。代表作とされる3作目『過ち色の記憶』(1985)から、プロダクションの質が上がり、グッと音が良くなるが、1983年の当作品はドラマティックな演奏を上手く消化できておらず、全体的にドラムの重低音が強すぎる。ヴォーカルのフィッシュ(Fish)は、身長2mの巨体に似合わず、線が細い上に、高音部の多くに裏声を使う為、せっかくの歌詞が、演奏にかき消されがちだった。

1997年にもEMIよりリマスター2CDという形で出ているが、その時のリマスターも、ヴォーカルの籠もった音色がそのままで、「元が83年だし、これが限界なのかなぁ」と思っていた。しかし! 2020 STEREO REMIX は一味違うぞ!(by 石川五右衛門) …ヴォーカルがきちんと前面に出ており、音もクリアで、Fishが目の前で歌っているかの如く、歌詞がきちんと聞き取れる。

自殺をテーマにした、タイトル曲「Script for Jester's Tear」の向上度合いが特に凄い。他の曲は、ここまでの差は付いていないので、全体の労力の半分をこの曲に投入したのではないか? とさえ思う。

♪お前が花嫁衣装に身を包む頃 ♪俺は永遠の安らぎを手に入れる
♪屈折した微笑みを浮かべ ♪俺は殉教者を演じてみせる

まるでミュージカルの様に演奏もドラマティックだが、主役である歌 (特に歌詞) の完成度が凄い。「詩人」と賞されるFishの文学性の高さが、前期マリリオンの身上だ。8分40秒ある自殺の歌を、満員の観衆が、最初から最後まで大合唱する。この類を見ない光景が、日本には正確に伝わっていないと思う。

多数の作品をチャート上位に送り込んだ、大ヒットバンドであるマリリオン。デビューからたった5年で800万枚を売り上げた、彼らの実像は、この膨大な行数かつハイレベルな文学性を理解してこそ。この素晴らしい新リマスターは、是非、和訳付の日本盤を実現してもらいたいものだ。
2024/06/16 E_L_E_G_Yさん
0

読み込み中にエラーが発生しました。

画面をリロードして、再読み込みしてください。