GRAMMY AWARDS 2006 Best Reggae Album ノミネート!
全世界熱狂!!ダンスホール・レゲエの貴公子から、世界的スーパースターへ飛躍したショーン・ポール。待望のサード・アルバムが堂々の完成!!あのビヨンセと共演した「ベイビー・ボーイ」、ダンスホール・レゲエの代名詞となった「ゲット・ビジー」という2曲の全米No.1ヒットを始め計5曲のメガ・ヒットを放ったメジャー配給第1弾アルバム『ダッティ・ロック』が日本だけで40万枚のセールスを記録し、ここ数年巻き起こった空前の“ダンスホール・ムーヴメント”の火付け役となったショーン・ポール。HIP HOP/R&B勢ともクロスオーヴァーするサウンドと端正なルックスで一躍時の人なった“No.1ダンスホール・レゲエ・アーティスト”の超待望のサード・アルバムが登場!!早くも1stシングル「ウィ・ビー・バーニン」がブレイク中!
タワーレコード(2009/04/08)
Vibe (p.148) - 4 discs out of 5 -- "Sean Paul blasts confidently into the future with THE TRINITY."
Rovi
Sean Paul took the pop world by storm in 2003 with the release of the dancehall pop smash Dutty Rock, placing songs at the top of the charts, videos in heavy rotation, and his face all over the place. He took his time releasing the follow-up, 2005's Trinity, and rather than going even more pop, Paul heads toward a harder, more aggressive sound. The songs sound tailored for dancefloors rather than pop airplay. This approach works for a song or two -- this may be a result of a shift in producers from big names with poppier backgrounds like Sly & Robbie, the Neptunes, and Steely & Clevie to lesser-knowns like Delano Thomas, Michael Jarrett, Craig Parks, and Donovan "Vendetta" Bennett. Each song relies on standard synth sounds and straightforward beats, and there are precious few surprises on the record, sound-wise. Even Steven "Lenky" Marsden, the undisputed star producer on Dutty Rock, fails to do much with his songs on Trinity. Of course, blaming the producers for a lack of hooks and excitement is like blaming only the coach when a team goes in the tank; you have to lay a large portion at Paul's feet since he co-wrote all the songs, delivers the vocals, and has his name on the marquee. His vocals are strong enough but, overall, lack the freshness and vigor of those on Dutty Rock. But The opening run of songs ("Head in the Zone," "We Be Burnin'," "Send It On," and "Ever Blazin'") have all the subtlety (and titles) of a hyperactive workout mix, and a handful of the songs do have a glimmer of the spark that burned so brightly on Dutty Rock. There are a few songs, like the bouncy "Head to Toe," the bouncier "Straight Up," the slick Nina Sky feature "Connection," and "Yardie Bone" (which has smooth vocals from Wayne Marshall, a much needed light production from Bennett, and is probably the best song on the album) which help to lift the album out of its somber funk. ~ Tim Sendra
Rovi
〈ショーン・ポールちゅうたらね、そやそや、あの“Damn!”がアホみたいにヒットしてね、それで有名になったグループのヤツやん? でもワシは“U-Way”でデビューしてきよった時から注目しとったね。え!? なんや、ショーン・ポールってあのヤングブラッズの片割れのことちゃうの!?〉なんてことをこの日本でほざく人はもはや(昔から?)いないであろう、ショーン・ポールのサード・アルバム。まあ、こういう無駄な文字数稼ぎをしてしまっているのは、今作の全編があまりにもイメージを裏切らないショーン・ポール節だったから。つまり、前作『Dutty Rock』がメインストリームのヒップホップ/R&Bフィールドに対する興奮剤たり得たような種類の刺激はここには求めないほうがいい、ということ。もちろんそれは音楽の善し悪しとは無関係な話だし、筆者がダンスホール・レゲエの流行サイクルにまったく不案内であることを前提とした勝手な感想なのだが。ただ、事前情報としてスヌープ・ドッグやエイメリー、ダディ・ヤンキーとのコラボについても聞いていただけに……そういう下品な期待をしてしまった身として面食らっただけのこと。そういうポップスター仕様にしなかった意図は推察できるし、独特の太い艶を纏った節回しは当然健在だ。だから、ヤングブラッズの新作(もうすぐ)を心待ちにしているような人には特に推薦しないけど、逆に言えば、多くのリスナーにとっては無条件でオススメできる安定作だということですよ。
bounce (C)出嶌孝次
タワーレコード(2005年10月号掲載 (P74))
マジック・ナンバーは3。モンスター・アルバム『Dutty Rock』から3年ぶりの3作目のタイトルは、ずばり『The Trinity』。ちなみに、前作はココ日本だけでも30万枚以上のセールスを記録しているんだから、トンデモない。「プレッシャーには慣れている。いま感じているのはむしろ前作を手にしてくれた530万人に対する責任感だ」とショーン・ポール。その責任を果たす方法はただひとつ、基本に返ること。アメリカの大物アーティストもプロデューサーもなしの純ジャマイカ産、〈Seasons〉〈Masterpiece〉〈Trifecta〉〈Stepz〉〈Jonkanoo〉と大人気リディムが目白押し、エクスクルーシヴ曲も120%ダンスホール。そこに乗って煽り系DJから哀愁漂う歌唱系フックまで自在に行き来するショーン・ポール、踊らせてくれます。「俺は自分が好きな音楽を作っている。パーティー・チューンは得意だし、やっていて楽しいから大半がそうなる。その中に自分の本音を含めた曲を混ぜてバランスを取った」とも。前作のフォーミュラを崩さず、リリックの紡ぎ方、トピックの選び方で成長を見せる。「俺の成功に口を挟む人に〈黙ってろ〉っていう曲もあるよ(笑)。俺を止められるのは俺自身しかいない。3度目も同じエネルギー、同じ相乗効果、同じクォリティーで仕上げて、さらにパワーアップさせた」と胸を張る。ヘイターたちは黙って、熱心に待っていたファンは飛び跳ねながらショーン・ポールのフロウに身を任せるべし。
bounce (C)池城 美菜子
タワーレコード(2005年10月号掲載 (P74))
使用Riddimも"Stepz""Seasons""Applause""Jonkanoo"などHit Riddim満載。
他にもタイトル曲の"The Trinity"など満足出来る。