早くも話題作にDVDがセットとなった限定盤がジュエル・ケース仕様で登場!
今やジェイ・Zからブリトニーまで幅広くプロデュース・ワークをこなす音楽業界の「 匠 」ことカニエ・ウェストが、オフィシャルでは自身2作目となるフル・アルバムをリリース!前作「College Dropout」はなんと発売1周目で44万枚越えの驚異的セールスを記録し、今だロングセラーを続けるモンスター・アルバムに。さらに自身のレーベル「G.O.O.D.」レーベルも設立し、John Legendの実力派を輩出するなど全てにおいてスベリ知らずな奇才ぶりを発揮。まずは先行カット“Diamonds”に注目!007「ダイアモンドは永遠に(Daiamonds Are Forever)」をフィーチャーした話題曲!
タワーレコード(2009/04/08)
西欧帝国主義の象徴ともいえる〈007〉のアレをキャッチーにサンプリングしながら、アフリカはシエラレオネの状況をラップした先行シングル“Diamonds From Sierra Leone”は単なる皮肉じゃなく、ストレートな意志表明だったのだ。そんなフッド寄りの姿勢はゲームをフィーチャーした“Crack Music”にも受け継がれている。かと思えばマルーン5のアダム君を起用した“Heard 'Em Say”が煌めき、かと思えばジェイミー・フォックスにふたたびレイ様を憑依させた“Gold Digger”がドス黒く響き、かと思えばジョン・ブライオンが制作に携わった曲もあり、かと思えばヒューストンの俊英ポール・ウォールと合体してスクリューし、かと思えば……(以下略)。もちろんミリ・ベン・アリやコモンらも動員。ナードな〈Pop Bullshit〉とは真逆の、クレヴァーな瞬発力とエグいオモロさに満ちた大傑作。クマには爪と牙があることを忘れちゃいけない。
bounce (C)出嶌 孝次
タワーレコード(2005年09月号掲載 (P65))