1997年発売の『BRIDGES TO BABYLON』以来、なんと約8年ぶりのオリジナル・アルバム!歴史的なソングライティング・パートナーシップを続けるミック・ジャガーとキース・リチャーズは2004年秋より制作を開始、続いてレコーディング・スタジオにチャーリー・ワッツとロン・ウッドが加わった。レコーディングを行っている間、バンドは宇宙の起源に関する科学理論を用い、彼らの魅力を映し出すものとしてこの“A Bigger Bang”というタイトルを思いついたとのこと。アルバムは全16曲が収録され、1972年『メイン・ストリートのならず者』以来の長さです。プロデュースはドン・ウォズとザ・グリマー・トゥインズ。野心的でハード・ヒッティング、且つ幅の広い内容であり、まさにパワー漲るロックとブルーズがズラリ揃っています!!
タワーレコード(2009/04/08)
ローリング・スト-ンズの新作には、演ってるほうも聴いてるほうも〈同窓会〉みたいなノリがあって、無性にワクワクする。実に8年ぶりに届けられた招待状の封を開けると、なんと前回会ったときより数段若返ってる〈ヤツら〉がいたので、嬉しくなっちまった。いやお世辞ではなく、本作で聴ける鋭い切れ味と達者な躍動に満ちたサウンドの現役感はタダゴトではない。ここまで見事にお膳立されたら誰も欠席できないっつ-の!
bounce (C)北爪 啓之
タワーレコード(2005年09月号掲載 (P77))