圧倒的なスケールと誠実さを持ってMr.Children12枚目のアルバムが完成!
「何気ない日常にこそ大切なものが潜んでいるんだ」。『シフクノオト』『Sign』の発表を経て櫻井和寿は自問自答することになります。
「じゃあ、何の為に歌うんだろう?」「歌にまでして人に伝えたいこととは何だろう?」......そして彼が、バンドが導き出した答えが本作です。
このアルバムは、ミスチル史上最高の内容で、洋楽、邦楽の枠を越え同時代を生きる人々にとってかけがえのない一枚になるでしょう。
ジャケット・アートワークは『くるみ』『and I love you』のミュージック・ビデオを手がけた丹下紘希(イエロープレイン)が担当。
タイトルの奥底に潜む本質をえぐり出したシュールで独創的なアートワークは必見です。
タワーレコード(2009/04/08)
昨年のシングル“Sign”から今年の“四次元 Four Dimensi-ons”への深化はただごとではなかったが、この新作はもっとただごとではない。アコースティックな質感のなか、よりパーソナルでヘヴィーな桜井和寿の歌詞と、随所で定型を崩したアレンジ(とくに鈴木英哉のドラミングが凄まじい)が鬼気迫るテンションで拮抗。ヤバすぎる歌詞をピアノとストリングスで包んだ“隔たり”をはじめ、物議を醸すであろう過激なポップ大作だ。
bounce (C)内田 暁男
タワーレコード(2005年10月号掲載 (P100))