| フォーマット | CDアルバム |
| 発売日 | 2005年09月22日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| レーベル | EMI Classics |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| 規格品番 | TOCE-13172 |
| SKU | 4988006834590 |
構成数 : 1枚
合計収録時間 : 00:51:49
【曲目】
ブラームス: ピアノ協奏曲 第1番 ニ短調 作品15
【演奏】
ダニエル・バレンボイム(ピアノ)
ジョン・バルビローリ(指揮)、ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
【録音】
1967年8月20-22日 アビー・ロード・スタジオ,ロンドン

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ドイツのピアニストの歴史は戦争でケンプ、バックハウスで中断したようにみえるが、それを埋めたのがバレンボイムやアラウだったような気がする。
私はブラームスのピアノ協奏曲では1番が好きだ。25歳の若書きとはとても思えない老成した曲に思える。
ブラームスの音楽のよさがこんなにも素直に出ている曲もないと私は感じる。
落ち着きと渋さと懐かしい哀愁…みんなブラームスのものだ。
聴くとしみじみと落ち着く。
曲はゆっくりと落ち着いて多少の粘り気をもって進む。バルビローリの持ち味が全快だ。
それに堂々としたバレンボイムのピアノ。オケと呼吸がぴったりと合っている。
ブラームスのピアノ協奏曲1番は難しい曲だと思う。上手に演奏してもちっとも感動しない演奏もある。
私は、カーゾン・ベイヌム・コンセルトヘボウ管、ケンプ・コンビチュニー・ドレスデン管、アラウ・ハイティンク・コンセルトヘボウ管などで聴いてきたが、これに新たにこの演奏が加わった。
バレンボイム盤が「決定盤」の1つであることは間違いない。
これらの演奏に共通するのは「大人(おとな)の音楽」になっているということだ。
みんな一歩ひいたところで演奏している。ほほえみがある。決してわめかない。
こういう音楽が実は一番難しいのだ。
でもそういうところがいかにもブラームスらしくてよいのだ。