え、ラップ?!といった驚きもありつつも達郎としか言いようのない音
リリース時点で既発表だった曲が多いことや、直近に『RARITIES』があったことから、RARITIES2な見方もされるが、オリジナル・アルバムである。なんといってもケツメイシのRYOによるラップをフィーチャーした「KISSからはじまるミステリー」が耳を引く。全体的にタイアップの曲が多いのとpro toolsを使用し始めたことも関係するのか、アレンジがひじょうに挑戦的でかつバラエティに富んでいて、隠し味的な楽器が随所に入ってくるのが興味深く、1時間超でも飽きさせない。「星に願いを」のカヴァーあり。
タワーレコード(2024/08/07)
芸能生活30年を迎えて送る、7年ぶりのオリジナル作。前作は『GO AHEAD!』ラインの五目味内容だったが、全体のメロウさとシックな色使いの本作は『MOONGLOW』を思い起こさせる。とはいえ、カンツォーネ、レゲエ、スウィート・ソウルが雑多に並び、ヴァラエティー度は高い。どんなスタイルもヤマタツ節に仕立て上げる点、つまり変換力の発揮ぶりに関しては過去最高値。密接感の高いヴォーカルのミックスがたまらなく良い。
bounce (C)桑原 シロー
タワーレコード(2005年10月号掲載 (P100))