| フォーマット | CDアルバム |
| 発売日 | 1996年06月01日 |
| 国内/輸入 | 輸入 |
| レーベル | Classics |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| 規格品番 | 45196 |
| SKU | 724354519628 |
構成数 : 1枚
合計収録時間 : 01:02:00
Grosse Sendesaal-NDR, Hannover, Germany,etc

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ハイドンのピアノ協奏曲が3曲、それも選択曲が普通と異なる! アルバム。
伴奏のオーケストラは、ドイツ カンマーフィルハーモニーの小型の艶のある、しかしビブラートを抑えた 美しい伴奏です。
最初の協奏曲は第4番 ト長調。遅めの端正なスタイルは バッハを思い出してしまう様。そして特筆すべきは、オーケストラにオーボエを加えていること。特に 第2楽章の冒頭の主題の提示が オーボエのソリで美しく彩られたこと!最後のカデンツァのあとも同様。その美しさを聴くだけでも このCDの価値はあるでしょう~ちなみにオーボエとホルンの追加は、第1楽章から第3楽章まで通して使われています!~
次に収録されたのが、第7番。ピアノ三重奏曲からの編曲なので、軽視されている作品。こちらは小編成で 弦楽器とユニゾンで動くところでも しっかり合わせての、室内楽的なスタイル。プレトニョフの個性的な面は打ち消され気味ですが、ハイドンの可愛さや美しさが しっかりと聴けるのがいいです。
最後が ニ長調の有名な協奏曲。爽やかで流麗な 美しさを追求したような ハイドンが聴けます。時に ピアノの音が空いてしまう箇所に 唐突に音が付加される面白さは プレトニョフ流といえるものでしょう。唯一、第3楽章が綺麗すぎたのが 私には残念でした。
プレトニョフのピアノとオーケストラの美しさが際立つアルバムです。ハイドンというより、プレトニョフのハイドンを聴く1枚です。
ハイドンの最初の1枚というより、聴き比べに手元に置きたいCDとして お薦めです。