大手スーパー〈ハッカビーズ〉のエリート社員ブラッドと、彼を取り巻く奇妙な人々とのエピソード。「アメリカの災難」「スリー・キングス」のデヴィッド・O・ラッセル監督によるオフビート・コメディーの音楽を手掛けるのは、ベックのプロデュースなどでも知られるジョン・ブライオン。シンプルで温かみがあって、だけどほんの少しだけどこかが屈折したポップ感覚は彼ならでは。真っ昼間の洗濯のお供に、とかもオススメです。
bounce (C)佐々木 俊広
タワーレコード(2005年09月号掲載 (P108))
これは注目!!名作『スリー・キングス』の
デヴィッド・O・ラッセル監督が曲者俳優をズラリと
揃えて贈るオフビート・コメディの音楽は、ジョン・ブライオン!!!!
『I HEART(LOVE) HUCKABEES』(2004)
サウンドトラック
音楽 ジョン・ブライオン
監督 デヴィッド・O・ラッセル
主演 ジェイソン・シュワルツマン、イザベル・ユペール
ダスティン・ホフマン、リリー・トムリン、ジュード・ロウ
マーク・ウォルバーグ、ナオミ・ワッツ
あったかいけれど、孤独感も、ちょっとひねくれた感じも、
すべてがシンプルなサウンドの中に塗り込められたブライオン・
サウンド。心地よくてキュンとくるこの感じ、もちろん『マグノリア』
に通ずる感動もあります。ブライオン自身の切ない歌も
たっぷり聴けて、これはファン必聴の一枚。見たいっ!!!!!!!
(C)馬場敏裕
タワーレコード(2004/10/19)