Rolling Stone (p.70) - 3.5 stars out of 5 - "[V]intage Nine Inch Nails: New Wave with a heart of darkness."
Spin (p.61) - Ranked #29 in Spin's "40 Best Albums Of 2005" - "[T]he most insular NIN album yet. Somehow, he makes that pathos work..."
Entertainment Weekly (No. 817/818, p.145) - "[Reznor] and his music sound more invigorated than at any time since SPIRAL..." - Grade: B+
Uncut (p.97) - 3 stars out of 5 - "[O]ne suspects 'Getting Smaller', in particular, will sound great live..."
Kerrang (Magazine) (p.53) - "[A] powerful collection that proved the band's continued relevance."
Rovi
音楽全般に渡る深い造詣に裏付けられた完璧な作り込みはもちろんのこと、このトレント・レズナーという希代のロック・クリエイターは、とにかくリスナーの感情を操る〈勘どころ〉を知り尽くした男である。過去のチャレンジから見い出した、独特な響きを持つビートや彼のトレードマークともいうべきベース・サウンド、そして、切迫感溢れるヴォーカル、すべてがわれわれのハートを〈ロック〉させることに収束する。そして、オリジナル・アルバムとしては6年ぶりにリリースされるこの新作。パーツとして高い完成度を誇る一音一音は健在ながら、ブレイクを活かしたスカスカのサウンド構築にナイン・インチ・ネイルズの進化と自信が窺える。しかも、圧倒的に膨大な情報量を誇っていた過去作よりも殺傷能力は高いのだ。時代にさらりと溶け込み、さらにこれからの指標となる大作。恐るべし!
bounce (C)武山 英丈
タワーレコード(2005年05月号掲載 (P63))