| フォーマット | CDアルバム |
| 発売日 | 2005年05月13日 |
| 国内/輸入 | 輸入 |
| レーベル | Decca |
| 構成数 | 12 |
| パッケージ仕様 | - |
| 規格品番 | 4756686 |
| SKU | 028947566861 |
構成数 : 12枚
合計収録時間 : 13:15:00
【曲目】
マーラー:
1.交響曲第1番 ニ長調『巨人』
2.交響曲第2番 ハ短調『復活』
3.交響曲第3番 ニ短調
4.交響曲第4番 ト長調
5.交響曲第5番 嬰ハ短調
6.交響曲第6番 イ短調『悲劇的』
7.交響曲第7番 ホ短調『夜の歌』
8.交響曲第8番 変ホ長調『千人の交響曲』
9.交響曲第9番 ニ長調
10.交響曲第10番 [クック第3稿第1版]
【演奏】
リッカルド・シャイー(指揮)
コンセルトヘボウ管弦楽団
ベルリン放送交響楽団(第10番)
メラニー・ディーナー(ソプラノ)[2]
ペトラ・ラング(メゾ・ソプラノ)[2,3]
プラハ・フィルハーモニー合唱団[2,3]
オランダ児童合唱団[3]
バーバラ・ボニー(ソプラノ)[4]
ジェーン・イーグレン(ソプラノ)[8]
アン・シュヴァネヴィィルムス(ソプラノ)[8]
ルート・ツィーザク(ソプラノ)[8]
サラ・フルゴーニ(アルト)[8]
アンナ・ラーソン(アルト)[8]
ベン・ヘプナー(テノール)[8]
ペーター・マッテイ(バリトン)[8]
ヤン=ヘンドリク・ローテリング(バス)[8]
プラハ・フィルハーモニー合唱団[8]
オランダ放送合唱団[8]
聖バーヴォ教会少年合唱団[8]
ブレダ少年聖歌隊[8]
【録音】
1995年5月[1]
2001年11月[2]
2003年5月[3]
1999年9月[4]
1997年10月[5]
1989年10月[6]
1994年4月[7]
2000年1月[8]
2004年6月[9]
1986年10月[10]
アムステルダム、コンセルトヘボウ
ベルリン、イエス・キリスト教会[第10番]
読み込み中にエラーが発生しました。
画面をリロードして、再読み込みしてください。
これは、コンセルトヘボウ管が素晴らしいの一言に尽きる。マーラーが自分の作品の最高演奏は、メンゲルベルク率いるコンセルトヘボウにありと言った伝統が美しく息づいている。(ウィーンは結局マーラーを数年で追い出し、マーラーは渡米しニューヨークフィルとメトロポリタンと密接な関係を築く。)
マーラーに自分自身の思いをあまりにもぶち込む演奏もあってよいが、「美しい」演奏はなおさらあってよい。
3番の終楽章と4番を聴くだけで痺れてしまう。
「美しいだけで主張がない」という批判(非難)もあるが「美しく」てどこが悪い。
シャイーはオーケストラを美しく響かせる天才だ。
同じコンビによるブルックナー全集も美しい演奏だった。
シャイーはいろいろ言われたが、ブラームスの交響曲全集をはじめとしてコンセルトヘボウとよい仕事をたくさん遺した。
それを、デッカというコンセルトヘボウを知り尽くし素晴らしいサウンドを創るレコード会社が用意周到でスタジオ録音したのだ。もう天下無敵ではないか。
我々はコンセルトヘボウのハイティンクのフィリップス盤とシャイーのデッカ盤という、2つのマーラー全集の至宝を持っていることを忘れたくない。