中田秀夫監督作品ハリウッド版映画「ザ・リング2」(2005年6月公開/出演:ナオミ・ワッツ、サイモン・ベイカー他)のサウンドトラック。音楽は「グラディエイター」「ハンニバル」他を手がけた、ハンス・ジマーが担当。 (C)RS
JMD(2010/06/14)
異色のスタッフによる、あのサウンドトラック、
ついにリリース!!
『リング』『リング2』サウンドトラック
音楽 ハンス・ジマー+へニング・ローナー+マーティン・ティルマン
監督 (パート1)ゴア・ヴァービンスキー、(パート2)中田秀夫
ついに、あのハリウッド版「リング」のサントラが、そのパート2の
公開に合わせてリリース!!そう、前作公開時、サントラがリリース
されなかったのです!!
このシリーズで、ジマー御大が託したスタッフは、以下の異色スタッフ。
なので、エレクトロ・サウンドでなく、じっくりオーケストラ・スコアを
お聴きいただきます!!その異色スタッフとは。
へニング・ローナーは、美術ドキュメンタリー「NINTH NOVEMBER
NIGHT」を"監督"もしている注目の才能、そしてマーティン・ティルマン
は自身も「EASTERN TWIN」というアルバムを過去に発表している、
ジマー、リサ・ジェラードらの数多くのサントラ録音にも参加している
チェロ奏者。
ホラーではあるが、サウンドの聴き心地は、そういったスタッフが
クリエイトしたサウンドゆえか、非常にメロディアスであり、ドラマティック
であり、現代音楽的な深みをもっている。じっくり聴ける悲しい
サスペンス・スコアの傑作。
(あくまで、シリーズでの使用音楽、という認識か、スコア個々の作曲者
もしくは、いずれの作品での使用音楽か、というクレジットは
記載されていません)
(C)馬場敏裕
タワーレコード(2005/11/11)
怖い、そして美しすぎる。旋律のなかにジワジワと忍び寄る恐怖と悲しみ。海を渡り世界を〈リング・ウィルス〉で席巻したあの映画の続編がついに日本浸食。制作にオリジナル版の中田秀夫監督、音楽にハンス・ジマーを迎えた本作。従来のホラー・サントラとは一線を画す旋律と、ある種の恍惚感はワン&オンリーなストーリー展開に終末的な恐怖をプラスする。CD化されなかった前作「ザ・リング」のサントラも併せて収録。
bounce (C)入江 玲子
タワーレコード(2005年05月号掲載 (P104))