ココロに訴えかけてくる、カラダの奥底まで浸透していくー。すんなり入ってくる心地よいサウンドは、耳馴染みのよく、何度聴いても飽きないナンバーです。THE BACK HORNのアルバム。映画『ZOO』主題歌「奇跡」他を収録しました。 (C)RS
JMD(2010/06/14)
バンド結成10周年を迎えた彼らがベスト盤の発表を経て完成させた7枚目のアルバム。ますます研ぎ澄まされ、重厚感を増した激情ロックと、思いを真っ直ぐに伝えようと振り絞られた歌声。それらが描くのは非情で容赦のない現実の厳しさと、それに抗って生きようとする魂の美しさだ。嵐のように制御不能な轟音ロック・ナンバーと、柔らかな光を感じさせるギターの音色が美しいミディアムとの対比が深く鮮やかに胸に刻まれる。
bounce (C)山村 真琴
タワーレコード(2008年09月号掲載 (P84))
彼らの音楽が持つ〈優しさ〉の面をより強調したバラード“キズナソング”で幕を開けたTHE BACK HORNの2005年。新たな境地を切り拓いたシングルに続いては、1年5か月ぶりとなる通算4枚目のアルバムが到着。ギター、ベース、ドラムス――それぞれアイデア豊富なサウンドの手の内をより存分に発揮し、優しさと激しさが混在する歌の世界観とともに、そのスケールをさらに広げている。〈知性派ギター・バンド〉の面目躍如。
bounce (C)代田 むつみ
タワーレコード(2005年04月号掲載 (P94))