CMやTV、歌謡曲のバックなどにおいて数々の歌声を残してきたスキャットの女王、伊集加代子を中心としたスタジオ・コーラス・グループによる幻のレア盤がめでたくCD化。〈乙女の祈り〉〈エリーゼのために〉〈幻想即興曲〉といったクラシックの名曲が、驚異的なスキャット・テクニックとセンスのいいジャズ・ボッサ・アレンジに包まれて、ここまでエレガント&爽やかなラウンジ・ミュージックに変身しちゃうんですね。感心。
bounce (C)広瀬 毅

クラシックの名曲をボッサ/ライト・ジャズで シャバダバで聴かせる、伝説のジャパニーズ・ イージーリスニングの名盤!!スキャットは、もちろん、 伊集加代(子)ほかのシンガース・スリー!!! シンガース・スリー＋池野成秋とプレイ8 「乙女の祈り～クラシック・イン・ボサノバ」 世は日本におけるボサノバ第一期ブームの真っ只中 1968年に発表された、クラシックとボサノバとスキャット の出会い。やはり、かなり、ある意味ショッキングなのは 「エリーゼのために」や「アベ・マリア」がボサノバになっている のを聴く瞬間でしょう!!!モンドといえばモンドですが、という よりも、60年代ならではの、本当の大人の粋なおしゃれな 遊びとしてのアルバムの香り。カフェでなく、喫茶店が 似合う一枚!! 世代を問わずおすすめ!! (C)馬場敏裕