アメリカを代表するヒップ・ホップ・アーティスト、エミネム。2004年発表の通算4枚目のアルバム。D12、50セント他が参加。ブッシュ批判の「モッシュ」他全23曲に、整形疑惑や幼児虐待疑惑を揶揄する内容だとマイケル・ジャクソンに訴えられた「ジャスト・ルーズ・イット」PV他を収録。 (C)RS
JMD(2010/06/14)
『ザ・エミネム・ショウ』から2年半、全世界注目のニュー・アルバムが緊急リリース!D12『D12・ワールド』リリース以降、徹底してスタジオに引 きこもっていたヒップホップ・モンスターがどんな快作を放つのか?プロデューサーはエミネム、そして当然のドクター・ドレーが関わっているほか、ゲストにはD12、オービー・トライス、50セント、ロイド・バンクス、ヤング・バックなどファミリー総出演が予想される壮大なヒップホップ絵巻が描かれるであろう、2004年のエミネム・イヤーを締めくくるマストな1枚!
タワーレコード(2009/04/08)
表題だけ見ると前作『The Eminem Show』の続編っぽいが、ドクター・ドレーがおよそ15年ぶりに手掛けたエレクトロでもある先行シングル“Just Lose It”で思い出したのは、99年のファースト・ヒット“My Name Is”だった。わざわざマイケル・ジャクソンまでネタにして下世話ぶってみせるのは、肥大化した〈エミネム〉というキャラを偽悪的な初期設定に引き戻す意図があってのことかもしれない。トラック面ではドレーがエミネムに合うイメージの好曲を量産している一方で、エミネム自身はマルティカの“Toy Soldiers”ネタや、ハート“Crazy On You”の早回しといった暴挙を奏功させている。そして、D12やネイト・ドッグ、スタット・クオらの身内ゲストを随所に絡めつつ、ドレー&50セントとの最強トリオでタイトに迫るシメの“Encore”(後味のよろしくないオチ付き)まで、マイクだけでガッチリとエンターテインする芸人ぶりは今回も逞しい。
bounce (C)出嶌 孝次
タワーレコード(2004年12月号掲載 (P67))