極悪にして最凶! 79年宇宙の闇に現れ、もはやH・R・ギーガーのデザインを超越して人類の悪夢に潜み、変態し続ける重金属系クリーチャー=エイリアン。しかし人間は奴らに地球を生殖の場に与えていなかったはずだった。ところが! それを実行させたのはヒトではなく……。悪意の核心は80年代のSF映画が産んだもう一方の絶望であり鬼心・プレデター。殺戮に狂喜乱舞する擬態生命軍が、南極に創造した古代文明ミクスチャー地下要塞は、血飛沫雑液雑汁まみれる地獄絵図のイニシエーション・フィールドにしてスーパー・マッドなトレーニング道場。エイリアンとプレデターとの死闘を、何の因果か見学するハメになったアホでグズでトンマな冒険家と金満家を巻き添えに、メクるめくゴージャス・バトルが轟音爆音ハイスピードにマクリまくる。ナオンと筋肉バカと老いぼれは知恵なく食われ、アッという間にグチャッ、ピュルッ、ジュルジュバババババー!!!!!!!
〈果して地球の運命は?〉って知るか!んなモン状態のノリ突っこみヒール対決を仕掛けた不埒者は、ホラーからスペースSFまでB級ファン魂を餌にマニアな世界を構築する「バイオハザード」のポール・W・S・アンダーソン。しまいにはエイリアンのしつこさにプレデターとヒューマン・ビーイングの仁義な絆まで結び出す反則展開。暗黒新年祝いに泣いて痺れろ腰抜かせ! or 何じゃそりゃ-とずっこけろ!
bounce (C)山口 哲一
タワーレコード(2005年01,02月号掲載 (P131))
90年にアメリカでコミックが登場して以来、ずーっと映画化がウワサされてきたモンスター王座決定戦、〈エイリアン vs.プレデター〉。南極大陸を舞台に、人類にとっては迷惑な壮絶バトルを盛り上げるのは、ハラルド・クローサーによる重厚なオーケストラ。「デイ・アフター・トゥモロー」に比べて静と動を際立たせたサウンドは〈主役たち〉の獰猛なアクションを際立たせ、ヘヴィメタルな感触さえ感じさせる強力盤。
bounce (C)村尾 泰郎
タワーレコード(2004年11月号掲載 (P108))
映画界のブームとなるか、異種格闘技、
今回は、こちらの2大モンスター!!!!
『エイリアンVSプレデター』(2004)
サウンドトラック
音楽 ハラルド・クローサー
監督 ポール・W・S・アンダーソン
主演 サナ・レイサン、ラウル・ボヴァ
話題のモンスター対決、音楽は『デイ・アフター・
トゥモロー』に続いて、大抜擢となったドイツ出身の
ハラルド・クローサー。重厚なシーン描写を主と
した迫力重視のオーケストラが支配しつつも、
このクローサーという作曲家、そこにメロディを
残そうと頑張っているかと感じ取れます。
かなり、切れ味鋭いサスペンスフルなパーカッシヴ
なオーケストラ・サウンドもポイント。ブライアン・タイラー・
ファンあたりにもおすすめのパワフルさもあり。
(C)馬場敏裕
タワーレコード(2004/09/24)
映画界のブームとなるか、異種格闘技、
今回は、こちらの2大モンスター!!!!
『エイリアンVSプレデター』(2004)
サウンドトラック
音楽 ハラルド・クローサー
監督 ポール・W・S・アンダーソン
主演 サナ・レイサン、ラウル・ボヴァ
話題のモンスター対決、音楽は『デイ・アフター・
トゥモロー』に続いて、大抜擢となったドイツ出身の
ハラルド・クローサー。重厚なシーン描写を主と
した迫力重視のオーケストラが支配しつつも、
このクローサーという作曲家、そこにメロディを
残そうと頑張っているかと感じ取れます。
かなり、切れ味鋭いサスペンスフルなパーカッシヴ
なオーケストラ・サウンドもポイント。ブライアン・タイラー・
ファンあたりにもおすすめのパワフルさもあり。
(C)馬場敏裕
タワーレコード(2004/08/29)