古典派トロンボーン協奏曲集

リンドベルイの古典派のトロンボーン協奏曲

クリスチャン・リンドベルイのアルトトロンボーンのソロで 古典派の４曲（人）のトロンボーン協奏曲が聴けます。
バックは リチャード・トネッティ指揮の オーストラリア室内管弦楽団

リンドベルイの妙技が楽しめるアルバムになっています、

最初は
ミヒャエル・ハイドン：トロンボーン協奏曲 ニ長調
これは セレナータから トロンボーンがソロで活躍する３楽章を後に抜き出して『協奏曲』としたものです。
急～緩～急の見事な協奏曲として聴けます。

ワーゲンザイル：トロンボーン協奏曲 変ホ長調
こちらはオリジナルの２楽章の作品。第１楽章で高らかに歌うトロンボーンが爽やかです。素晴らしい作品です！

アルブレヒツベルガー：トロンボーン協奏曲 変ロ長調
急～緩～急の３楽章の作品。第３楽章の走りまわるような可愛いオーケストラ伴奏の上をトロンボーンが大雑把に吹くギャップが！

レオポルト・モーツァルト：トロンボーン協奏曲ニ長調
この作品はミヒャエル・ハイドンと同じ セレナータからの３楽章。急～緩～急の３楽章。Adagioの長い旋律がトロンボーンにぴったりです。

このアルバムにはオマケで
リンドベルイの『アルカンディアの夢』と
マッツ・ラーション・グーテの『前奏曲と舞曲』
という２曲も収録されています。

珍しい 18世紀に書かれたアルトトロンボーンのための協奏曲が４曲聴ける 貴重なアルバムです。資料的にも、鑑賞にも トロンボーン吹きの方や 古典派好きの方には 持っていても損はないアルバムです。