| フォーマット | CDアルバム |
| 発売日 | 2001年02月08日 |
| 国内/輸入 | 輸入 |
| レーベル | BMG |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| 規格品番 | 74321835452 |
| SKU | 743218354526 |
構成数 : 1枚
合計収録時間 : 00:42:01
Jefferson Starship: Marty Balin, Grace Slick (vocals); Paul Kantner (guitar); Craig Chaquico (guitar); Papa John Creach (violin); David Freiberg, Pete Sears (keyboards, bass); John Barbata (drums, percussion).
Additional personnel: Irv Cox (saxophone); Bobbye Hall (percussion).
Recorded at Wally Heider's, San Francisco, California in February 1975. Includes liner notes by David Cohen.
All tracks have been digitally remastered.

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勢いのある俊足ロックでスタートしたかと思えば、一転、マーティ・バリンの”泣き節”がハート悲しく登場する。いきなりのシフト・チェンジだが、ここで切り札を出せる辺りがこのアルバムの凄いところだ。シングル・バージョンは10ccの「アイム・ノット・イン・ラヴ」同様、ラジオ向けにエディットされているが、この曲の良さはフルで聴かなければ伝わらない(と思っている)。この曲と同じ匂いのするエアロスミスの「ドリーム・オン」も、この時期に大ヒットしたセンチメンタルな”泣き節”バラードだ。ちなみに、本作にはもう一曲、姉妹曲ともいえる「タンブリン」が用意されていて、こちらも聴く者のハートを悲しくさせる”奇蹟”の佳曲だ。
アルバムには陽気なフィドルのリード曲が存在感を示しているが、他のストレートなロック・ナンバーにも弦の音色が絡んでいて、乗組員総出の”プレイ・オン”がタコ足盤の一体感を作り出している。何とも”愛・ガ・リ・マ・ス”な一枚だ。
終盤にはスティクスの「永遠の航海」のような成層圏を突き抜けていくプログレッシヴなインストにもチャレンジしている。後にマーティ・バリンが唄った「ランナウェイ」では、地球を飛び出して、壮大な宇宙の彼方まで”逃亡”している。