特集
構成数 : 1
合計収録時間 : 01:16:00
録音 : モノラル (---)
| フォーマット | CDアルバム |
| 発売日 | 1995年02月28日 |
| 国内/輸入 | 輸入 |
| レーベル | Pearl |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| 規格品番 | GEMMCD9151 |
| SKU | 727031915126 |

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買った目的はもちろんヴィヴァルディ。カンポーリ夫人が所蔵していた、放送の私的録音?だとか。ホールの残響がすごくて洞窟の中で弾かれているみたい。1939年というタイミングはこの曲の再発見間もない頃?、初期の受容の様子が聞けるわけです。この演奏を聞くとテンポはそんなに現今の演奏と変わらない、いやむしろ夏などは速いくらい。バルヒェトの最初の録音の超スローテンポはやはり、個人の解釈によるものだったのでしょうか?。
それでもソロの位置付けやアーティキュレーションのつけ方はやはりこんにちとは全く異なる。秋の最後には短いカデンツァを入れているし、リピエーノが音を伸ばしていてソロだけが弾くところなどは、テンポも自由だし間を入れたりもしている。しかし紛れもないカンポーリ・トーンは良く捉えられていて、華やかな春、豊麗な秋、温かな冬の2楽章などはとても幸せな気持ちにさせてもらいました。バックを務めるのは当時の先覚者ボイド・ニール。ブランデンブルク協奏曲でも見せていた、細かい単位でのエコー処理や、劇的なクレッシェンド&デクレッシェンドなどが健在。テンポとデュナーミクを自在に操って情景描写をしていく。合の手を浮き出させたりピチカートを強調したりと、「対比」だけではないリピエーノによる表現もしっかりつけている。通奏低音はピアノで、秋では2楽章はこの楽器が主役。1楽章ではソロに絡んでいたりもする。
とにかくこんにちの演奏習慣との違いが面白くて、聞き入ってしまいました。
サン=サーンスの曲は、私的には喋りすぎる曲想があまり好きではないのですが、カンポーリのイメージにはピッタリでした。
クライスラーの曲はエルマンの十八番でしたが、そこからポルタメントと音程のぶら下げを取り除いて、端正な造形にしたような演奏でした。中間部のリコシェサルタートの切れ味には啞然とさせられました。この対比の妙はエルマンにはなかったですね。