ハードコア・バンド、コンヴァージの"エピタフ"移籍盤。ボーナス・トラックを1曲収録。 (C)RS
JMD(2010/06/14)
1991年にデビューしたボストン出身のカオティック・ハードコアの雄、コンヴァージのエピタフ移籍第1弾。ハードコア、メタル、グラインドコア、パンク、ノイズなど多種多様な音楽ジャンルを融合させ、聴く者を木端微塵に吹き飛ばす、その計り知れないヘヴィネスとパワーを持ち、アメリカのハードコア・シーンの中でも最重要バンドとして、突出した注目を集めています。
タワーレコード(2009/04/08)
全世界に衝撃を与えた前作『Jane Doe』から約3年。ボストンが誇るカオティック・ハードコアの帝王、コンヴァージのニュー・アルバムがついに完成! 古巣であるイコール・ヴィジョンを離れエピタフへ移籍、ということで論議を呼んでいるが、本作のアナログはデスウィッシュからリリースされるとのことで、立ち位置自体は変わっていないことがわかる。メタリックなニュアンスは減少し、ハードコア・パンク的な生々しい質感のサウンドへと移行してはいるが、孤独感、怒り、悲しみ、絶望といった負の感情と、ハードコア・コミュニティーに根ざした連帯感、希望や再生といったポジティヴな要素が同居し、それらが身を切り裂くような絶叫や全身全霊を込めた演奏となってカオスを生み出す、というコンヴァージの本質的な部分は変わっていない。発表するアルバムすべてが衝撃作、という恐るべき記録がまたしても更新された!!
bounce (C)粟野 竜二
タワーレコード(2004年10月号掲載 (P75))