| フォーマット | CDアルバム |
| 発売日 | 2004年06月20日 |
| 国内/輸入 | 輸入 |
| レーベル | Arts |
| 構成数 | 4 |
| パッケージ仕様 | - |
| 規格品番 | 477102 |
| SKU | 600554771021 |
構成数 : 4枚
合計収録時間 : 04:24:00
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全4巻がまとめて発売されました。
この4枚でハイドンの鍵盤協奏曲10曲と鍵盤四重奏曲11曲が網羅できます。資料的にも有用なものになると思います。
協奏曲の演奏では、早い楽章は
適度なテンポで ピアノがしっかりと主導権を握る感じ。緩徐楽章では 遅めのテンポで ペダルも効果的に使いながら 存分に歌をうたう情緒的な演奏。テンポの面からも大きなメリハリがあるスタイルです。
二重協奏曲は古典派のヴァイオリンソナタの様なバランスの協奏曲ですが、温かな優しさいっぱいの第2楽章が頂点ですね。
ピアノ四重奏曲では、モダンピアノの性能(ソリストの技量)を見せつけるかのような 快速調が ちょっぴり気になりました。
また、元の『四重奏曲』をどう考えているのがわからないのですが、ホルンが加えられている作品もありました。ただ これも真っ向から否定してはいけないくらい、美しく 効果的に響いていました。
ハイドンの鍵盤協奏曲のほとんど(完全なオルガン協奏曲以外)を聴くことのできるセットです。
ピアノでハイドンの鍵盤協奏曲を聴きたい方には貴重な資料ともなるので、評価を『5』としました。各演奏だけでの評価では『4の下』あたりになります。