元CAPTAIN HEDGE HOGの渡邊忍 (VOCAL/GUITAR)、元ナイスマーブルスの山下 潤一郎 (BASS)、元popcatcherの一瀬 正和 (DRUMS)により結成された3ピースバンド、ASPARAGUS。過去にこの3人が在籍していたバンドの音からも分かるとおり、APARAGUSのサウンドは「抜群の演奏力+良質のメロディー+メロディーを活かすアレンジ・センス+甘いヴォーカル」という、良質メロディック・バンドの4大要素を全て持ち合わせていると言っても過言ではないほど、高品質なもの。ディズニーのカヴァー・アルバム「DIVE INTO DISNEY」収録曲(「くまのプーさん」カヴァー)で衝撃のデビューを果たした後リリースされた1stアルバム「Tiger Style」のリリース後は、SHORT CIRCUITとのツアー会場限定で音源を販売するなどの動きはあったが、単独音源の発売はなかった・・・と思いきや!1年7ヶ月というスパンを経てなんとニュー・アルバムを2枚同時リリースという豪快な荒業が飛び出た!ぜ、ぜ、贅沢~!「KAPPA 1」はASPARAGUS自身のレーベル“STACKERS”から。そして「KAPPA II」は“PIZZA OF DEATH”から。2作品合わせて22曲。殆どの作曲を手掛ける忍の、メロディーメーカーとしての才能は全く天井知らず!リスナーの心を震わせること必至の大充実作品!もちろん2枚買うしかないでしょ!2004年の話題を独占することは間違いない!!
タワーレコード(2009/04/08)
メランコリックなホモサピエンス、ASPARAGUSが自身のレーベルからセカンドを、PIZZA OF DEATHからサード・アルバムを同発! ライヴでお馴染みの曲から初の日本語詞、ベースの山下潤一郎が書いた曲……と豊富なアレンジでレヴェルの高さを印象づけるメロウな曲がギュンと詰まってます。〈I〉の“BEGINNING”で始まり〈II〉の“ENDING”で終わる、前作を遙かに越えた2枚22曲。コレを聴かずして彼らを語るべからず!
bounce (C)樋口 由生子
タワーレコード(2004年07月号掲載 (P98))