DJ/プロデュース・ユニット、FORCE OF NATUREのセカンド・アルバム。 (C)RS
JMD(2010/06/14)
四街道ネイチャーの活動を経て結成されたKZA&DJ KENTによるプロデュース・ユニット“FORCE OF NATURE”の、待望の2ndアルバムが登場!日々珠玉のブレイクビーツを探求し続けた結果、日本のDJカルチャーを代表する存在にまでのぼりつめた彼ら。自身の礎であるHIP HOP的価値観と、膨大な音楽博識をベースに構築される独自の世界観&サウンド・スタイルは、世界広しと言えどどこを探しても他になく、まさに唯一無二!彼らのDJプレイを反映するかのように多種多様な楽曲によって構成された本作は、ハウス、テクノ、ディスコ、アンビエント、ダブ、ヒップホップ、ブレイクビーツなど、全てのダンスミュージックを内包し凌駕する。プリミティブかつフューチャリスティックな空気感を併せ持つ、類稀なる傑作アルバムです!!これは聴かないとヤバい!
タワーレコード(2009/04/08)
結論から言っちゃうと、期待を大きく上回ってきました、このアルバム。これは前作の比じゃないぞ。作者は、フロアをドカンと盛り上げることができ、なおかつ幅広い選曲を誇るKZAとDJ KENTによるユニット、FORCE OF NATURE。アグレッシヴなDJプレイと、ソロ/外部プロデュース/別ユニット/リミックスとより活発な動きをみせている制作活動、共に絶好調をキープしている彼らですが、この2作目では彼らの豊かな音楽的素養がじっくり、しっとり、くっきりと、完全に結実しています。わあ、前半~中盤にかけての盛り上がり方はダンスフロアそのものですね。一方後半の、遠い宇宙から帰ってきたのに優しい着地の仕方は見事です。収録された全12曲からはどれも違ったイマジネーションが湧き上がってくることでしょう。とっ散らかることなくヴァラエティーがあって、瞬発力と持久力を兼ね備えた、感じやすい作品ということです。
bounce (C)羽切 学
タワーレコード(2004年04月号掲載 (P71))