ブルース・ミュージックの探求者であるクラプトンが敬愛する伝説のブルース・マン、ロバート・ジョンソンへ捧げたトリビュート作。彼のブルースへの愛情とルーツが窺える好カヴァーが満載。クラプトン&サイモン・クライミーがプロデュースを手掛け、ミュージシャンは、アンディ・フェアウェザー・ロウ(g)、ドイル・ブラムホールII(g)、ネイザン・イースト(b)、スティーヴ・ガット(ds)、ビリー・プレストン(kbd)、ジェリー・ポートノイ(harmonica)などお馴染みのメンバーが参加。 (C)RS
JMD(2010/06/14)
常にミュージック・シーンのトップを歩み続けるエリック・クラプトン、前作から3年振りとなるスタジオ・アルバムは、彼が敬愛する伝説のブルース・マン、ロバート・ジョンソンのカヴァー・アルバム!
彼がライヴでも演奏している「カインド・ハーテッド・ウーマン・ブルース」「ホウェン・ユー・ガット・ア・グッド・フレンド」「クロスロード・ブルース」を始めとする、クラプトンのルーツとなった伝説の曲の数々を収録した本作。特定のアーティストのカヴァー・アルバムを制作するのは、意外にも今回が初めて。自らもブルース・ミュージックの探求者であるクラプトンにとって、ロバート・ジョンソンがいかに特別な存在であるかという事が解ります。
タワーレコード(2009/04/08)
近年のエリック・クラプトンには、どこか吹っ切れた感さえ漂っている。そして今作、彼のもっとも思い入れの強いブルースマン、ロバート・ジョンソンのカヴァー集である。敬愛する音楽家の曲を気心の知れた仲間と楽しむという、ごく普通のことが彼にとっていかに難儀なことだったのかは、あの切羽詰まったブルース・カヴァー集『From The Cradle』と比べれば一聴瞭然。憑き物が落ち続ける、彼の人生および音楽遍歴の表徴作。
bounce (C)木村 優宏
タワーレコード(2004年04月号掲載 (P82))