3ピースとは思えない爆裂音、中毒に陥りそうな程の圧倒的パフォーマンスを収録した凶暴ライブ・アルバム。スタジオ盤『ゆらゆら帝国のしびれ』『ゆらゆら帝国のめまい』とは全くの別アレンジながら、その解答編+完結編とでも言うべき61分41秒の超へヴィー&ディープワールド!2003年東京恵比寿THE GARDEN HALLでのライヴの模様を収録。全10曲。 (C)RS
JMD(2010/06/14)
2003年2月発売した驚異の問題作「ゆらゆら帝国のしびれ」と「ゆらゆら帝国のめまい」から9ヶ月の時を経て「しびれ&めまいシリーズ」解答編+完結編である「な・ま・し・び・れ・な・ま・め・ま・い」が登場!全国ツアー12本も即日完売した彼らのツアーファイナル、2003年5月30日東京恵比寿THE GARDEN HALLからのベスト・オブ・ベスト・ライヴを収録!全て「しびれ&めまい」からセレクト。ライヴのみで披露された別アレンジ・バンド・サウンドはCDとは別世界の超へヴィー&ディープでサイケデリック!音色も会場の熱気もそのまま爆音ミックス仕様。全10曲約60分収録でなんと衝撃価格の1,000円!ゆらゆら帝国、恐るべし!「しびれ&めまい」を自らリミックスしてしまったともいうべき、ある意味オリジナル・サウンドな「な・ま・し・び・れ・な・ま・め・ま・い」で全ての謎は解けるはず!
タワーレコード(2009/04/08)
隠し撮りテープのように録音レベルをオーヴァーして潰れちゃってるような轟音&爆音サウンドが激痛快な、ゆらゆら帝国最強&最狂のライヴ盤。今春に2枚同時リリースされた『ゆらゆら帝国のしびれ』『ゆらゆら帝国のめまい』で作り込まれていた曲の数々が、ここでは衣装を引き剥がされて裸の姿をさらけ出している。フィードバック・ギターが荒れ狂い、リヴァーブやディレイがかけられた音がサイケデリックに時空をねじ曲げる。〈めまい〉では女性や子供に歌わせていたメランコリックな曲も、坂本慎太郎の憂いを帯びた妖怪ヴォイスで歌われると迫力&説得力が倍増。破壊的で凶暴なノイズの洪水と、やけにスウィートでセンチメンタルな美メロ曲という振り幅の広さは、絶頂期のヴェルヴェット・アンダーグラウンドに並ぶほど。自己をリリース(解放)する量り知れないほどのエネルギーのドキュメント。ひさびさに感動で涙を流しました。
bounce (C)ダイサク・ジョビン
タワーレコード(2003年12月号掲載 (P78))