ほろ苦いクールなダンスクラシック・ナンバー「夏の思い出」、ずっしりと詞の重みを増した「太陽」、あの時背中を押してくれた「はじまりの合図」、そして、「花鳥風月(Album Mix)」に至るまで収録した3rdアルバム。時にわかりやすく、時に鋭い言葉と、HIP HOPやレゲエをベースにしたサウンドは健在。定番メニューをケツメ流に見つめ直し料理した"最高傑作"。 (C)RS
JMD(2019/02/10)
1年半もの長いレコーディング期間を経て遂に完成した3枚目のアルバムは正真正銘の傑作!J-HIPHOPシーンだけでなくJ-POPシーンを常に盛り上げている彼らが、様々な感性を吸収し独特の温かなメロディーと詞を武器にさらに盛り上げていくこと間違いなし!2ndアルバムでもジーンと心に響く「歌モノ」を届けてくれたが今回はさらにパワーアップし、より深みを増した音楽性に・・・。
タワーレコード(2009/04/08)
〈KICK THE CAN CREWとRIP SLYMEとケツメイシでひとつ原稿をお願いします〉、最近よくあるこんな軽いノリの依頼に応えて軽い文章を書くのもやぶさかではないのだが、この3組がまるで異なる成り立ちと音楽性を持っていることは言うまでもない。ケツメイシはヒップホップに隣接したレゲエ畑の出であり、それゆえベースを強烈にブーストしたズ太い音、オルガンやホーンなどのメロディアスな響き、ハーモニー重視のコーラスワークなどが得意技である。本作ではそれらの要素がすべてパワーアップし、ほかにもスティールパン、アコギ、三味線(たぶん)などを適所に採り入れて、より多彩で聴きやすいサウンドを実現。家族の絆を問うシリアスなメッセージ、ロマンティックな恋物語、なぜかキャバクラ賛歌、命をめぐる壮大な叙事詩まで、歌詞の切り口もわかりやすくて楽しめる。ある意味、孤高のトップランナー。
bounce (C)宮本 英夫
タワーレコード(2003年10月号掲載 (P79))
心のビタミン剤になるよ。。゛(/><)/ ヒィ