デビュー・アルバムはUSでゴールド・ディスクを記録。ネプチューンズ(ファレル・ウィリアムス、チャド・ヒューゴ)にシェイ(シェルドン・ヘイリー)を加えたスーパー・ユニット、N.E.R.Dの2ndアルバム。これぞ、最高のロック!国内盤のみ、ボーナストラック2曲収録。
タワーレコード(2009/04/08)
コイツらはエヌ・イー・アール・ディーであってナードとは読みません……てな注意書きも腑に落ちるセカンド・アルバム。つまり、前作『In Search Of...』(の初回盤)でのオタク臭は、もうない。冷房の効いた部屋でネチネチ生まれてきたような引きこもりファンクネスもない。ファレルのロック・スター然とした振る舞いもシニカルに捉えるべきものでは、もうない。ここには、肉体的なドライヴ感を迸らせるロックがある。それは、先行シングル“She Wants To Move”(日本盤にはDFAリミックスも収録)でさえ、まだ従来のネプチューンズらしかったと思えるほど。レニー・クラヴィッツとクエストラヴを演奏陣に加えた“Maybe”でさえ、エアロ気分でドリーム・オンだ。ただ、ひしゃげたダイナミズムとサイボーグな疾走感をくっつける接着剤はネプにしか持ちえないものでもあり、そのプラモデルな感じがやはり彼ららしい痛快作。
bounce (C)轟 ひろみ
タワーレコード(2004年04月号掲載 (P71))