クラシック
DVD

ヴェルディ/歌劇「オテロ」スカラ座2001

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在庫状況 について

フォーマット DVD
発売日 2003年09月03日
国内/輸入 国内
レーベルクリエイティヴ・コア
構成数 1
パッケージ仕様 -
規格品番 TDBA-30
SKU 4988026813995

スペック

カラー/140分/DVD片面2層/16x9/リニアPCMステレオ/ドルビーデジタル5.1ch/DTS5.1ch/字幕:日本語、イタリア語

構成数 : 1枚
合計収録時間 : 00:00:00

【収録曲】ヴェルディ:歌劇《オテロ》 ミラノ・スカラ座 

【配役】
オテロ:プラシド・ドミンゴ
ヤーゴ:レオ・ヌッチ
カッシオ:チェーザレ・カターニ
ロデリーゴ:アントネッロ・チェロン
ロドヴィーコ:ジョヴァンニ・バッティスタ・パローディ
デズデーモナ:バルバラ・フリットリ
エミーリア:ロッサーナ・リナルディ
モンターノ:チェーザレ・ラーナ
伝令:エルネスト・パナリエッロ
演出:グレアム・ヴィック
リッカルド・ムーティ指揮、スカラ座管弦楽団・合唱団 

【収録】2001年12月、スカラ座ライヴ収録

  1. 1.[DVD]

作品の情報

商品の紹介

2001年のヴェルディ没後100周年(ヴェルディ・イヤー)の棹尾を飾ったスカラ座のヴェルディ歌劇《オテロ》を収録。 (C)RS
JMD(2012/08/16)

ヴェルディ没後100周年にあたる"ヴェルディ・イヤー"2001年に行われた、スカラ座のヴェルディ歌劇《オテロ》
現代最高のオテロ歌い、"ドミンゴ"、ヴェルディ・バリトンとして頂点を極める"ヌッチ(ヤーゴ)"を配し、
グレアム・ヴィックのドラマと一体化した秀麗な舞台により歴史的名演と絶賛を浴びたステージ。
タワーレコード(2009/04/08)

ここに収録されているのは、2001年12月にミラノ・スカラ座でプレミエを迎えた《オテロ》の新演出公演である。この9月のスカラ座来日公演と同一の舞台で、演出はグレアム・ヴィック、指揮はリッカルド・ムーティが担当している。主役の3人には、プラシド・ドミンゴ(オテロ)、レオ・ヌッチ(イアーゴ)、バルバラ・フリットリ(デズデーモナ)が迎えられ、まさに豪華版と言える。
 収録年に還暦を迎えたドミンゴのオテロは、公演時にはキャンセルが続きスキャンダルとなったが、少なくともこの映像においては、まったく見事な歌唱を聴かせている。確かに第2幕の殺人的な2重唱や、いくつかのハイb、ハイhでは年齢を感じさせるが、中音域は豊かで格調に溢れ、10年前とほとんど変わらない。むしろ老いを自覚したオテロが、デズデーモナの若さにコンプレックスを覚える表現がリアルで、これまでにない複雑な人物像となっている。
 ヌッチのイアーゴは、よくある悪役のステレオタイプではなく、知的に策を巡らす確信犯的演技が見事。大仰で憎々しいイアーゴが苦手な人には、大いに納得のできる役作りである。しかしこの映像の圧巻は、何と言ってもフリットリのデズデーモナに違いない。声、演技、容姿のどれをとっても、まさに惚れ惚れするばかりの美しさ。彼女が登場すると舞台のカラーが変わるほどで、銀色の高音のピアニッシモには、思わず陶然とさせられる。彼女を観るだけでも、このDVDは充分に買う価値があるだろう。
 一方《オテロ》を初めて指揮したムーティの演奏は、彼らしい厳格で無駄のないタッチが強い印象を与える。今まで気がつかなかった細部のアクセントや、壮絶なまでのドラマの展開力には、実に目を見張らされる。彼は今回の上演に当たって、1894年のパリ初演版(第3幕に大幅な改訂)を用いているが、これが正規ディスクとして発売されるのは、おそらく初めてだろう。その意味でも、ヴェルディ・ファンにとっては必携の盤である。 
城所 孝吉(音楽評論・ベルリン在住)
発売・販売元 提供資料(2009/04/08)

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