メンバーズレビュー一覧

武満徹:ミニアチュール第2集:フォー・アウェイ/遮られない休息 I/II/III/ピアノ・ディスタンス/コロナ/フォリオス I/II/III/悲歌/ガーデン・レイン/ソン・カリグラフィ:高橋悠治(p)/荘村清志(g)/PJBE/若杉弘指揮/アンサンブル/アイダ・カヴァフィアン(vn)/ピーター・ゼルキン(p)<タワーレコード限定> / 武満徹

第2集はピアノソロが半分以上を占め、残りはギターソロ1、ヴァイオリンソロ1、管楽アンサンブル1、弦楽合奏3という構成。弦楽合奏の「ソン・カリグラフィ」3曲が一番いい。3曲まとめて聴けるのは全集盤以外この盤くらい。ピアノ曲は何度聴いても曲の変わり目がわからない。「コロナ」は図形楽譜による23分間何をやっているのかわからないゴトゴト異音が続く高橋悠治の名演。

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しゃいさんが書いたメンバーズレビュー

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(全3件)

ミニアチュール3集中では一番の作品集。武満徹60年代からの前衛時代のエッセンスを味わえる。特殊奏法の陳列棚でありつつ鋭い音楽性が聴く者の胸に刺さる「ヴォイス(声)」と、同様のオーボエによる「ディスタンス」、いずれも一度二度の鑑賞ではとてもこちらのものにならない。全曲とも繰り返し各100回は聴くべし。

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第2集はピアノソロが半分以上を占め、残りはギターソロ1、ヴァイオリンソロ1、管楽アンサンブル1、弦楽合奏3という構成。弦楽合奏の「ソン・カリグラフィ」3曲が一番いい。3曲まとめて聴けるのは全集盤以外この盤くらい。ピアノ曲は何度聴いても曲の変わり目がわからない。「コロナ」は図形楽譜による23分間何をやっているのかわからないゴトゴト異音が続く高橋悠治の名演。

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ミニアチュールの中で最高の難物であり武満徹作品中でも難解さ、聴き難さが際立つ作品ばかり。打楽器と言いながら明快な打音なくどうやって演奏しているのか不明。終始ゴロゴロゴトゴト鳴っている。1~3は図形楽譜、4は打楽器音に電子的変調を加えたテープとの共演。4曲の変わり目も不分明だしどこでCDを止めてもかまわないとすら思える。

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(全3件)