ウォー・オブ・キングス

Europe

漆黒の海に進む大船なのか…かなり広大なｽｹｰﾙで繰り広げられる曲は超ﾊﾟﾜﾌﾙでｸﾞｲｸﾞｲ来る｡かたやﾊﾞﾗｰﾄﾞは感情がこぼれ落ちるようで切ない程印象的。ﾎﾞｰﾄﾗも暗闇が通り過ぎてまるで希望が満ちるような感じ。全体的に音もすこぶる良くライブ映えする曲多し！来日公演期待します。

アフターマス・オブ・ザ・ローダウン

Richie Sambora

先に歌詞を読んでちょっとへこんでから曲を聞くと思いはいきなりすっ飛ばされます。結構今風なアップテンポに激しくシャウトするロックからじっくりと思いをのせて語るバラードまで曲の魅せ方も旨く、彼の幾重にも表現できる歌声と、涼しくなりましたが灼熱と化したギターソロがとても心に強く残ります。長い時も苦しみも悲しみも、全て味方になり音に溶け込んだ、聞くと元気になれるアルバムだと思います。

プレイ・ヤード・ブルーズ

John Norum

古き良きアメリカンロックの雰囲気で、ブルーズと言えど本人独特の甘い声ともう一人のボーカルの淡い繊細な声がゴツリと濃い音の演奏に合っていて、あまり重苦しくは感じません。また、見せ場のギター音も曲のあちこちにちりばめていて、艶っぽく伸びる音は本人に負けじと歌っているようです。最も「彼らしさ」が出たアルバムではないでしょうか。

プレイリスト : ヴェリー･ベスト･オブ･ヨーロッパ

Europe

私が1曲目を初めて聞いて衝撃を受けたのは80年代後半で､当時はまだ洋楽CDを扱う店は少なく､注文に手こずり､ｱﾙﾊﾞﾑを手に入れるまで､またﾒﾝﾊﾞｰの顔を知るまで半年かかってしまった事を思い出します｡でも今はﾍﾞｽﾄ曲が聞けるだけではなくPCで情報も見る事が出来るCDが出て…どんなアーティストかすぐわかる、いい時代になりました｡音もいいしなかなかお徳だと思います｡

バッグ･オブ･ボーンズ

Europe

全体的に曲はタイトルのようにやせ細っておらず？ゴリゴリに骨密度バッチリのストレートで分かりやすいロックです。今まで長い間やってきたEUR0PEの音の総集編といった感じかな。70～80年代の雰囲気もします。(個人的にはフォークソングの香りも…)もちろん歌と演奏のバランスも抜群で、ギターソロの存在感も各曲でとても映えますよ！素直に｢カッコイい!!｣と思えました。

オールモスト・アンプラグド ［DVD+CD］

Europe

以前この輸入盤を購入した時、DVDも(欧州では)出てる事を知って、｢国内では見られないのか…シクシク｣と悲しんでましたが、ついに国内盤が登場!しかもDVDが有ると無しでは随分曲のインパクトが違う事も知りました!楽しみ方が倍増になります。シンプルなだけでなく力強いロックを楽しみたい方に是非お勧めします。あとこのCD&DVDを出してくれたビクターさんに心から感謝します。