ROCK AND ROLL HERO

桑田佳祐

一見すると当時､FMやCMでよく流れていたしﾀｲｱｯﾌﾟが多くRockｺﾝｾﾌﾟﾄなのでﾃﾝｼｮﾝがあがりそうだが､桑田佳祐ｿﾛは一筋縄にそうはさせてくれない｡5､6､7では日々の葛藤を描き憂鬱のｲﾒｰｼﾞが覆う｡やはり1番の聞き所は9｡当時の事件や昨今の悪しき風潮､暗い社会を嘆き悔しさを吐き出そうとするかのように歌い叫ぶ鎮魂歌｡これが桑田佳祐です!といえるであろうｱﾙﾊﾞﾑ｡

孤独の太陽

桑田佳祐

間違いなく名作｡桑田佳祐が天才である証とも言えるｱﾙﾊﾞﾑ｡歌詞が特異で､ｿｳﾙﾌﾙなﾎﾞｰｶﾙにﾑｰﾄﾞ､曲調は比較的ｼﾝﾌﾟﾙというｻｻﾞﾝとは対極をなすｽﾀｲﾙ｡ｼﾝﾌﾟﾙさの中に異才を放つ歌詞とﾋｭｰﾏﾆｽﾞﾑに徹した個性がただ､ただ凄い｡
あえて言うなら感動した、とにかく聞いてみて欲しいという事｡
LIVEで生歌を聞いたら感無量と思えるであろう､完成度｡

MUSICMAN＜通常盤＞

桑田佳祐

まず1こう､来たか｡と桑田佳祐ﾌｧﾝならﾆﾝﾏﾘ｡2､3も同じく前作までの世界観が引き継がれている｡ が､4から印象が変わる…｡
13､14は文句なしの良作｡
全体的に歌詞は良いが､内容がｺﾞﾁｬｺﾞﾁｬしている｡
このｱﾙﾊﾞﾑがｻｻﾞﾝﾌｧﾝを特に意識した作品なら良いと思う｡ただ桑田佳祐ｿﾛのﾌｧﾝにとっては､う～ん……いつもｿﾛの新曲を聞く度に思うが､孤独の太陽が名作過ぎた｡次に期待｡