ストリート･トーク

Steve Perry

このアルバムがリリースされたのが1984年の4月で、当時良く聴いていたので春になると未だに聴きたくなるアルバム。JOURNEYが活動休止していて、新作が聞きたかったのもあり本当に良く聴いた。アルバム全体の80年代のカラッとしたWest Coastのトップミュージシャンたちの音の空気感が大好きでだった。Steve Perryはこんな曲が好きだったのだと彼の絶頂期の素晴らしいヴォーカルもとにかく映える。個人的にはヒット曲もいいけど"Go Away"が大好き。

The Love Goes On

Michael Thompson Band

４年ぶりの新作は何とオリジナルヴォーカルだったMoon Calhounが復帰!1989年の1stアルバム後、Moonは交通事故で車椅子生活になり手に麻痺が残りドラムも叩けず歌も以前のように歌えなくなっていた。その後のアルバムにはLarry KingやLarry Antonioが歌い、よりロックな路線になっていてそれはそれでとてもよかったのだが、この度のアルバムはデビューアルバム当時の音が復活!サウンド、メロディー、そしてMichael Thompsonのギターの心地よさも変わりなくあの時代のAOR好きにはたまらない作品だ。やはりMoonの当時と変わらない歌声での復帰は本当に嬉しい。JOURNEY,STARSHIP,SURVIVOR,RICHARD MARXなど８０年代のロックを知るファンであれば音質が良いCDで(できればLPも欲しい)国内盤出してもらえないだろうか?