RHYTHM & BREATH

GOMA & The Jungle Rhythm Section

これはもう聴くというより、身を任せるといった感じでしょうか。太古の記憶が蘇ってきそうです、ディジリデューという単純な作りの楽器だからこそ、逆に、無限の可能性があるのでしょうか？

うたポン　Ｓｅｌｅｃｔｅｄ　ｂｙ　村上“ポンタ”秀一

Various Artists

　ポンタさんの、歌心には本当に感心してしまいます。しかしファンとしては、近頃のソロから４曲も収録してあるのが、少し不満です、「よこはま　たそがれ」も聴きたかった。今度はインストで同じ企画も聴いてみたいです。

African JAG Vol.1

　大変よい企画だと思います、皆さんこのＣＤを買いましょう。私自身はライナーノーツに書いてある、アフリカの現状（詳細な長い文ですが）に心を動かされているうちに、ＣＤが終わってしまいました。今度は音楽に集中して、しっかり聴こうと思います。でも、とりあえず、かっこいい音でしたよ。

Lights in Distance

和泉宏隆

　真夜中にワインを飲みながら聴くような、全編ムーディーなアルバムです。しかし聴き始めると、彼独特の、音色・フレーズ・タッチ・コード感だとすぐに分かります。そんなところからも、彼がスクェアというグループに必要不可欠な存在だった、ということが改めて証明されます。一つ不満を言えば、グルーヴィな曲も聴きたかったのですが、それは次回またということで・・・・・

Electric Dress

Merzbow/Carlos Giffoni/Jim O'rourke

　50分ノイズ・ライブ一本勝負といった感じでしょうか。MERZBOW単独の時とはまた一味違った雰囲気で迫ります。もし極楽浄土というものがあるなら、癒し系の音楽と共に、こういうノイズも神の音楽として鳴っているのではないでしょうか？

Nam Myo Ho Ren Ge Kyo

Acid Mothers Temple & The Melting Paraiso U.F.O.

　お経の「南無妙法蓮華経」という声明（？）をモチーフに使った、65分１曲の怪盤。とはいえ、ハードないつものAMT節あり、静かなシーンもあり、お経の有り難い雰囲気もあり、聴き逃せません。SAXの音が、今までのAMTとすこし違ったイメージを喚起させますが、そこもまた良いです。

DJ KAORI × BLENDA GIRLS NIGHT OUT Part.1 DownTown Classics＜通常盤＞

DJ KAORI

　Ｒ＆ＢのいわゆるクラシックをMIX、最初から最後まで退屈せずに、一気に聴ける、素晴らしいアルバムだと思います。ただ、あの掛け声は賛否両論あると思いますが、声を入れるにしても、いろいろなバリエーションがあれば良いかなとは思います。

アワー・コネクション

いしだあゆみ、他

　ティンパンアレイの超ナイスなバックの上で、いしだあゆみの歌声が舞います。意外と後の渋谷系の歌声（歌い方）の、一つのルーツともいえるのではないでしょうか？

安全地帯コンプリートベスト

安全地帯

代表曲+αを網羅した、スペシャルアルバム。懐かしさと素晴らしいメロディーに、うっとりしてしまいます。特に前期の曲は非常にシンプルなアレンジなのに、いや逆にシンプルだからこそ、玉置さんのヴォーカルが、表情豊かに伝わってくるのでしょうか。