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akamatanさんが書いたメンバーズレビュー
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このセットが2023年5月にヨーロッパとアメリカで流通が始まった際、CD20 のドイツ・レクイエムの第7楽章が適切に再生されないなどの問題がありましたが、日本には良品が入ってきています。スリーブや解説書にはちょこちょこ誤植がありますが、エンジニアの名前や初出レコード番号などが記載され大変な情報量です。買ってよかったと心から思う、素晴らしいセットです。
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CD初期に「アンセルメ/ストラヴィンスキー全集」などで復刻されて以降、同じリマスターと思しきものが繰り返し再発されている状態だったのが今回目出度く最新技術でリマスターしなおされ、ようやく最新録音と互角になった。技術的にこれ以上の演奏はいくらでもあるが、バレエの香りが感じられるのはこのアンセルメのみ。「きつね」や「兵士の物語」「ミューズの率いるアポロ」なども是非このリマスター技術で復刻していただければと思います。
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30年間聴き続けたCD最初期のセットと比較。ヒス・ノイズはほぼなくなり、旧盤には感じられなかった色香がリスナーを虜にする。古い方のセットは心置きなく処分することができました。ただ旧盤の平島正郎さんによる詳細かつ格調高い解説が素晴らしかったのと比較すると今回のものはかなり見劣りがする。とはいえ些細なことなのでほぼ5点満点だと思います。
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本日入手。手元に1982年制作の海外盤(ブラームスの第2番)があるので比較してみたが違いは一聴瞭然。オケの豊饒な響きとピアノの艶が演奏の奥行きを格段に深め、ただ武骨なだけでないことがよく分かる。演奏・復刻ともに決定盤だ。マイヤー氏による詳細なリマスタリング・ノートを含め解説書の充実度も期待以上。制作スタッフの皆さんに感謝。
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昨年発売されブルーノ・ワルターのコロンビア録音全集(77枚組)に含まれていたものばかりだが、交響曲第2番「復活」だけが同じエンジニアによる別のリマスターを使用していることがポイント。 77枚組版が「限られた時間の中でできる限りのことを行った」バージョンとするならこちらは「耳の肥えた日本のリスナーに文句を言わせないため一切の妥協を排してに徹底的に修復した」究極のバージョン。匠の技である。
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数枚聴いてみたが、レコードでは音が割れてしまうような重低音を含めてオリジナルテープの情報を遠慮なく盛り込んだ鮮烈な音に仕上がっている。試しにマーラーの「復活」を聴くとよい。「音量が小さい?」とボリュームを上げた状態にしておくと最後のオルガンの重低音で吹っ飛ばされるので要注意。SACDではないが、高価なオーディオ機器やリスニングルームを備えた人でもない限りはこの海外盤で充分満足できることだろう。
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