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yoc(カルトミュージックコレクション)さんが書いたメンバーズレビュー
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1935年の「日本狂詩曲」が伊福部昭の若きエネルギーの奔流であるとすれば、1993年の「釧路湿原」は円熟した魂の命の奔流である。新星日本交響楽団の心を込めた演奏も胸を打つ。ゆったりした曲であり、起伏に乏しく感じられるかもしれない。しかし、繰り返されるテーマに心をゆだねれば、涅槃の境地に至るだろう。俺は死ぬまでこの曲を聴き続ける。聴け!
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このCDにはfontecの「伊福部昭交響作品集」に収められた新星日本交響楽団による「日本狂詩曲、「土俗的三連画」、「オーケストラとマリンバのためのラウダ・コンチェルタータ」の全曲が再収録されている。なかでも「日本狂詩曲」は圧倒的な迫力で迫る名演で、これを聴かずに伊福部昭を語ってはいけない。買え!聴け!
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伊福部昭はまずこのCDで「日本狂詩曲」を聴くべきだ。このアルバムの新星日本交響楽団の演奏は鳥肌が立つほど凄まじい。曲が終わった瞬間、感極まった観客が「うおー」と雄たけびをあげる。聴くしかない!聴け!
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このCDで演奏するのは、ロシア・フィルハーモニー管弦楽団。伊福部昭のダイナミズムをあますところなく表現している。
さらにこのCDで嬉しいのは、片山杜秀による伊福部昭と収録曲についての日本語による解説である。これを読めば、伊福部昭とは何者だったのか、そしてその音楽に込められた秘密の一端を垣間見ることができる。(yoc/カルト・ミュージック・コレクション)
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オネゲルの曲は歯切れがいい。「パシフィック231」は大好きだが「交響曲第3番-典礼風」はもっといい。「典礼」はカトリック教会の用語で、教会における儀式を意味するが、あまり荘厳な感じは受けない。むしろダイナミックで命の喜びに満ちあふれた印象を与える。とりわけ第一楽章の「怒りの日」は激しい感動を与えてくれる。この第一楽章を聴くだけで、オネゲルの虜になるだろう。(yoc/カルト・ミュージック・コレクション)
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