ベートーヴェン: 交響曲第3番｢英雄｣

朝比奈隆、他

大フィルとは違った味が味わえる大河といった感じの英雄。最後にいきなりブラボーと言った人へ。最後の音を台無しにしているとは思いませんか。ヨーロッパの人はそんな事はしません。

モーツァルト:歌劇｢劇場支配人｣(録音日不詳)/｢モーツァルトの百面相｣(鈴木輝明編)(5/13/1995):A.プレヴィン指揮/ECO/他＜タワーレコード限定＞

アンドレ・プレヴィン

プレビンの劇場支配人は躍動感溢れて大変素晴しい。英語版は残念。後半の百面相の編曲自体はまだ許せるが、日本語の詞を付けて合唱曲にするなど論外。こう言う曲が好きな人もいると思うので、その類だけでカップリングすれば良いと思う。ＣＤの価値半減。

マーラー:交響曲第8番「千人の交響曲」 (6/5 & 6/1972)/ショスタコーヴィチ:交響曲第5番「革命」 (2/16/1981):朝比奈隆指揮/大阪フィルハーモニー交響楽団/関西歌劇団/他＜タワーレコード限定＞

朝比奈隆

私は大の朝比奈ファンですがこの演奏はガッカリです。解釈は素晴らしいのですが、オケ・ソロ・合唱がひどい！特にソロと合唱が素人の域を出ていません。学生の合唱コンクールを聴いているみたいです。残念。

ブルックナー：交響曲第5番／朝比奈隆、シカゴ交響楽団

朝比奈隆

私はシカゴで実演を聴いていますが素晴らしい演奏です。しかし、１７日の演奏、特に１８日の演奏はこれをはるかに凌ぐもので朝比奈のベストと思われます。私の前の座席に老夫婦が座っていたのですが、２楽章の演奏中ご婦人が涙を浮かべてご主人の顔を見ていたのが印象的でした。シカゴ響が録音しているはずなのでＣＤ化を望みます。