Tchaikovsky: Late Symphonies: No.4-6 (1971) / Herbert Von Karajan(cond), Berlin Philharmonic Orchestra

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、他

７０年頃のカラヤン／ベルリンは本当に凄かったんだと感じました。音は悪くないです。同時期の録音でバレエ組曲白鳥の湖（終曲がすばらしい）がありますが、それと同じテンションでオケが鳴ってます。

THE KARAJAN COLLECTION:R.STRAUSS:DON QUIXOTE (1/1975)/SINFONIA DOMESTICA (6/1973)/EIN HELDENLEBEN (5 & 9/1974):HERBERT VON KARAJAN(cond)/BPO/MSTISLAV ROSTROPOVICH(vc)/ULRICH KOCH(va)/MICHEL SCHWALBE(vn)

ヘルベルト・フォン・カラヤン

ＡＲＴマスタリングで完全に蘇りましたね。演奏は良いけど音が悪くて敬遠しがちだった７０年代の演奏が心穏やかに聴けるようになったのは嬉しいことです。これも技術の進歩ということでしょうか。

GREAT RECORDINGS OF THE CENTURY:SIBELIUS:FINLANDIA/KARELIA SUITE/TAPIOLA/ETC:HERBERT VON KARAJAN(cond)/BPO

ヘルベルト・フォン・カラヤン

カラヤンは何回もシベリウスを録音していますが、これは音、演奏ともに完璧です。
また、カラヤンの中でというよりシベリウスの管弦楽演奏でこれ以上のものを探すのは難しいと思います。

Wagner: Orchestral Music / Herbert von Karajan, Berlin PO

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、他

これほどの演奏を聴かせるとは今更ながらカラヤン恐るべしです。良い音を求めて内外新旧ＣＤを購入してきましたが、究極はこのＣＤでした。

Somewhere in Time

John Barry

サントラが普通に出ているのでコレを聴く意味は無いかもしれません。もっと演奏時間を長くするとか、独自の編曲でオマケを付けるとか、工夫が欲しいですね。オケは上手いです。

The Collection [Box]

John Barry

サントラでは無く全曲プラハの演奏です。ゆったりした弦の曲をイージリスニングとして聴くには良いでしょう。ポールモーリアがちょっと真剣になった演奏とでも言いましょうか。このオケは他の作曲家の演奏もしていますが、ジョンバリーくらいで止めておきましょう。管が英国のオケよりも数段下手で気持ち悪くなります。

Jerry Goldsmith: 40 Years Of Film Music

Jerry Goldsmith

プラハの演奏は酷いなあ。カプリコン1やトータルリコール、スタートレックの管がメタメタ。聴けるのはフィルハーモニアとサントラのものだけかもしれない。それだけ抜粋すると1枚分のＣＤになるから決して安い買い物ではない。

The Music Of John Williams: 40 Years Of Film Music [Box]

John Williams

このプラハ市ｏは管が下手な気がする。しかも篭った音でさらに不安定さが増す。したがってＪＷには適合しない。ジョンバリ－はなかなか聴けたのに何故ＪＷが駄目なのか。ＪＷのオリジナルがほとんどロンドン響だからだろうな。オケの格が違いすぎるのだ。