(全12件)
Intercepting Fist
Dim Mak
MORBID ANGELのERIC LUTANプロデュースのデスメタル。元RIPPING CORPSEのメンバーが中心で、驚異的な速さではあるが、カオス系とでもいうのか、演奏がバラバラで、出来はいまいち。出だしのメロディーとドラムワークがものすごくカッコよく、非常に残念。
Please... Die!
Carnal Forge
高速2ビート系デス/スラッシュ、HAUNTED系の音を基本線としながら、超高速2ビートからミドルテンポまで幅広い楽曲で構成されている。まだまだ個性を出すまでにいたっていないが、早い曲のクオリティは高く、気持ちよく聞ける。
Legion
Deicide
2ndアルバム。この作品から、緻密な構成が消え、ストレートで短い曲を中心に1アルバム30分程度になる。本作から今のスラッシーなデスメタルスタイルが確立されて行く。
レイン・オブ・ア・サウザンド・フレイムス
Rhapsody Of Fire
とにかく楽曲がバラエティに富んでいる。デスメタル並のベードラと複雑なリフがアグレッシブに展開する1曲目からドボルザークをモチーフにしたクラシカルな最終曲まで、すばらしい曲構成、テクニック、そしてオーケストレーションに圧倒される。群を抜くスケールのシンフォニックメタルだ。
パワー・オブ・ザ・ドラゴンフレイム
前作から続く2部作の後編、前作がコンパクトな作品と思えるほど、大作主義に徹している。前作同様のSEが入っている点を除けば別の作品と評価すべきで、前作が悪の君臨で本作は悪の殲滅がコンセプトであり、激しい曲の起伏もなくピュアメタルな作品に仕上がっている。前作同様にテクニックに裏打ちされたシンフォニックメタルではあるが、前作と好き嫌いが分かれるだろう。ダークな前作を5星と評価。
Deicide [Gold Disc]
とにかく衝撃的なデビュー作。高速リフと高速リズム、考え抜かれた曲構成、グレン・ベネトンのデスボイス+金切声、そしてゲスト参加のクリス・バーンズのコーラス。新しくも王道を行く作品。自らを究極のデスメタルと言い放っただけのことはある。
ヴァイル
Cannibal Corpse
1997年頃の作品。この作品からヴォーカルが元モンストロシティーのキャリー・グラインド・フィッシャーになり、サウンドも楽曲の複雑さを残すも、ストレートなデスサウンド寄りになっている。この作品から冷たさの中にライブ感を感じるようになる。この後の作品の流れの源といえる作品。
ブリーディング
サウンド的には3rdの延長線上にある。緻密度が増し、機械的冷徹さを感じる作品。本作を最高の作品という声も多い。クリス・バーンズはサイドプロジェィト「6フィートアンダー」の活動に夢中になり、本作品を最後に解雇されている。
ザ・ホーンテッド
The Haunted
デビュー作。サウンドはストレートな疾走型スラッシュ。とにかく前のめりなる程のハイテンション、ハイテンポ。元デスメタルのメンバーによるバンドだが、ドロドロした曲展開はない。またヴォーカルのパンキッシュな疾走感ある歌い方も最高。本作で辞めてしまったのが非常に惜しまれる。
イートゥン・バック・トゥ・ライフ
1989年頃のデビュー作。ソリッドなギターリフに高速ドラム、そしてクリス・バーンズのデスヴォイス。今から比べるとギターサウンドがカラッとしていたり、ブラストビートが無かったりだが、それでもデスメタル創生期に与えたインパクトは大きかった。
ブッチャード・アット・バース
1990年頃の2nd。2分間程のアーミングによるノイズが止むと、いきなり速めのツービートと高速ギターリフが始まり、減速することなく最後まで突っ走っていく。異端に位置する作品。何故か1996年の来日公演で1曲も演奏されなかった本作だが、個人的にはこのストレートな突進力を高く評価したい。
トゥーム・オブ・ザ・ミューティレイテッド
自分たちのサウンドを確立した作品。ギターリフにライトハンドを多用し、曲も緩急を取り入れ、ボーカルもデスボイスにスクリーミング系の声を取り入れ、勢いだけではない作品になっつている。
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