素敵な作品に出会ったとき、その作者の人生に思いを馳せることがあります
その作品をつくるに至った、至れてしまったのはなぜなのか
何を見てきてしまったのか、何を感じて生きているのか
作者の非凡さの源流は世界からの祝福なのか、あるいは呪いにも似た心のシミなのか
作者の人生について考えることで、作品から渡された飲み込みきれない感情を少しでも咀嚼できる気がするからです
「琴線に触れる」とはまさしくこのことで、そしてこの本は間違いなくボクの琴線に触れた作品でした
同性愛というマイノリティをレンズに、作者の考える「愛」が見えてくるような優しいお話でした
少しお疲れ気味なかたに読んでみて頂きたいです
きっと、たったすこしだけかもしれないけど、この世界で息がしやすくなると思います