メンバーズレビュー一覧

ベートーヴェン:チェロ・ソナタ全集 [2SHM-SACD]<初回生産限定盤> / ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ、他

第3番の出だしは音量が小さく、しかもこの曲においてロストロポーヴィチのチェロはさほど強く鳴らされていないように感じられるので、アンプのボリュームを他の曲と同じにしていると音が小さくて違和感があります。
しかしアンプのボリュームを3つか4つ上げれば二人の実演を目の前で聞いているかのようなピアノとチェロの鳴りがが堪能できました。
リヒテルもロストロポーヴィチも共に何を弾いても彼らならではの演奏をします。と同時に、本アルバム(SACD版)ではお互いに息の合った演奏で音楽を高め合っており、しかも全く格好つけた所がありません。全曲にわたりディテールもふくめ素晴らしい演奏で、不朽の名演だと思います。
恐らくハイレゾの音楽配信が出たとしても、このSACDの良さは不変だろうと思います。なぜならハイレゾは聴感としてのダイナミックレンジが意外と小さくなりがちだからです。

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SYTCDKMSHさんが書いたメンバーズレビュー

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第3番の出だしは音量が小さく、しかもこの曲においてロストロポーヴィチのチェロはさほど強く鳴らされていないように感じられるので、アンプのボリュームを他の曲と同じにしていると音が小さくて違和感があります。
しかしアンプのボリュームを3つか4つ上げれば二人の実演を目の前で聞いているかのようなピアノとチェロの鳴りがが堪能できました。
リヒテルもロストロポーヴィチも共に何を弾いても彼らならではの演奏をします。と同時に、本アルバム(SACD版)ではお互いに息の合った演奏で音楽を高め合っており、しかも全く格好つけた所がありません。全曲にわたりディテールもふくめ素晴らしい演奏で、不朽の名演だと思います。
恐らくハイレゾの音楽配信が出たとしても、このSACDの良さは不変だろうと思います。なぜならハイレゾは聴感としてのダイナミックレンジが意外と小さくなりがちだからです。

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