
ライゼ、ライゼ [SHM-CD+DVD]<初回生産限定盤> / Rammstein
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日本にとっては超問題児的なR+のアルバム。 『Sehnsucht』と『Mutter』という勢いの強いアルバムの次にきて、これと次の『Rosenrot』でメタル路線から少しずつ離れていくこともあり、かなり寂しくなっていく。 2005年の日本盤では収録されなかった、巻き戻すと現れる日航123便のCVRもちゃんと収録されている。 「Reise, Reise」や「Moskau」ではR+では珍しいアコーディオンを使い、「Los」でもハーモニカを使うという、楽器面でも新たな試みが取り入れられている。そもそもリーダー(?)のリヒャルトがR+と自分の演奏スタイルが合わないというスランプに陥り、不仲説が囁かれていた頃のアルバムというのもあるので、そういう抵抗なのではないかと思われる。 だが、最近のライブの十八番であるアルミン・マイヴェス事件が元ネタの「Mein Teil」や、去年のティル様のスキャンダル疑惑に対し、歌詞を変えてドイツのメディアを挑発した「Ohne dich」など、いい曲揃い。メタルに抵抗ある人は、このアルバムか次のRosenrotからゆっくり馴染んでいくといいと思います。
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カミソリヨウジさんが書いたメンバーズレビュー
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タワーレコードのレビューがどれほどに的確か。 このアルバムは"平沢進というミュージシャン"ではなく、"平沢進という人間"を相手にするという覚悟で聴くことをお勧めする。 9.11以降、平沢さんはだいぶ思想丸出しで曲作りをするようになったが、実はそれはマンドレイク時代から一切変わっていない。歌詞やメロディで本当に上手く"ステルス"させていただけ。正しく、ステルスを解いた爆撃機のような曲の数々。 心して聞かないと、条件反射のように「平沢進は陰謀論者」で終わってしまいます。そうならないよう、脳をフル回転させて聴いてください。
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日本にとっては超問題児的なR+のアルバム。 『Sehnsucht』と『Mutter』という勢いの強いアルバムの次にきて、これと次の『Rosenrot』でメタル路線から少しずつ離れていくこともあり、かなり寂しくなっていく。 2005年の日本盤では収録されなかった、巻き戻すと現れる日航123便のCVRもちゃんと収録されている。 「Reise, Reise」や「Moskau」ではR+では珍しいアコーディオンを使い、「Los」でもハーモニカを使うという、楽器面でも新たな試みが取り入れられている。そもそもリーダー(?)のリヒャルトがR+と自分の演奏スタイルが合わないというスランプに陥り、不仲説が囁かれていた頃のアルバムというのもあるので、そういう抵抗なのではないかと思われる。 だが、最近のライブの十八番であるアルミン・マイヴェス事件が元ネタの「Mein Teil」や、去年のティル様のスキャンダル疑惑に対し、歌詞を変えてドイツのメディアを挑発した「Ohne dich」など、いい曲揃い。メタルに抵抗ある人は、このアルバムか次のRosenrotからゆっくり馴染んでいくといいと思います。
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収録曲は3曲と少ないうえに、1曲目以外は何と『剣風伝奇ベルセルク O.S.T.』収録曲「Ghost」「Monster」のアレンジ。 物足りないと思う人もいるだろうけど、平沢さんにありそうでなかったダークな歌い方。 コラボ作品だからこそ生み出せた一品です。
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